JavaScriptの解説書などには「関数は自分自身を呼び出せる」ということが書かれています。 「自分自身を呼び出してどうするの? 何か意味があるの?」 そう思った人は多いでしょう。関数が自分自身を呼び出すときとはどういうときなのでしょう。 それは「一連の処理を繰り返し行うとき」です。しかし、またこう思うでしょう、 「え、for文を使えばいいんじゃないの?」 その通りです。単に同じ処理を繰り返すだけならfor文を使えば済むはずです。しかし、for文には「繰り返す回数」が必要です。回数(の最大数)が分からなければ使うことができません。例えば「目的のファイルが指定されたフォルダの中にあるか調べる」というのがそうです。 まずは単純に指定したフォルダから目的のファイルを探すルーチンを考えてみましょう。 //任意のファイルを指定されたフォルダから探す(1階層のみ) function findFile