兵庫県明石市の介護付き有料老人ホーム「パーマリィ・イン明石」の個室で暮らしていた男性(91)が5月22日に死亡しているのが見つかり、死後十数日経過していたことが31日、ホームへの取材で分かった。明石市は施設職員が孤独死に気付かなかった経緯を調べている。 厚生労働省は31日、明石市に情報提供を要請。2012年に茨城県内の有料老人ホームでも孤独死があり、同省は自治体に事故の情報を速やかに提供するよう通知している。 ホームや明石市によると、防犯カメラ映像から、男性は9日に買い物に出掛けた後は外出していない。