米オハイオ州クリーブランド市内の公園で警察官に撃たれ死亡したタミル・ライス君。親族の弁護士提供(撮影日不明)。(c)AFP/HANDOUT/Family Photo/Richardson & Kucharski co. LPA 【12月29日 AFP】米オハイオ(Ohio)州クリーブランド(Cleveland)で昨年、模造銃を持っていた当時12歳の黒人少年が警察官らの発砲を受け死亡した問題で、同州の大陪審は、関与した警察官2人の起訴を見送った。地元検察当局が28日明らかにした。 タミル・ライス(Tamir Rice)君は昨年11月、模造銃を持って公園で遊んでいたところ、通報を受けて駆け付けた警察官2人に撃たれて死亡した。同国では本件をはじめ、警察の発砲でアフリカ系米国人が死亡する事例が相次ぎ、全米に抗議行動が広がった。 同州クヤホガ(Cuyahoga)郡のティモシー・マギンティー(Timo