鎌倉市教育委員会が、1年後の2023年度に専門職(技術職)として司書の正職員を新規採用する方向で検討を進めていることが分かった。司書採用を巡っては、市民団体が昨年9月に鎌倉市へ署名を提出。さらに市議会へ提出した陳情は採択され、松尾崇市長に上げられていた。これが決まれば、30年ぶりの司書職の新規採用となる。 鎌倉市では、市役所全体の職員数適正化計画の一環で、1993年を最後に専門技術職である司書としての正職員の採用を取りやめている。 市中央図書館によれば、市全体で現在19人の正職員が勤務。そのうち専門職の司書として採用されたのは7人、残る12人も司書資格は持っているが、事務職員として採用されている。また有資格者を対象に、短期的に採用する会計年度任用職員は30人勤務している。 「経験者いるうちに次の司書育成を」 職員は有資格者が揃うが、「情報を熟知している経験豊富な司書がいるうちに、新たな世代
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