政府が訪日客の土産品に対する免税制度を抜本的に見直す検討に入ったことが22日、分かった。これまでは商品購入時に消費税の負担を求めていなかったが、税を先払いしてもらい免税の条件を満たしていることを確認した上で事後的に還付する方式を導入する方向だ。消費税の支払いを免れながら転売で不正にもうける事案が生じているためで、年末にかけて税制改正の詳細を詰め、早ければ2024年度から実施する。 購入量が少ないなど明らかに転売目的ではない訪日客に限り、既存の免税制度を利用できるようにすることも検討する。 日本では海外からの訪日客などが商品を購入し、帰国して利用する場合、消費税の免税を認めている。ただ一部の訪日客は免税品を大量購入し、出国前に転売することで免税分の利益を不正に得るなどの問題があった。 こうした不正を防ぐため、出国時に購入の記録はあるが免税品を持っていなければ消費税分を徴収する仕組みだ。しかし
今年二月、『季語になれなかった疱瘡』(海鳥社)という、一風変わった書籍が刊行された。著者の辻敦彦(敦丸)は小児科医である。本書執筆のきっかけは辻の所属する知音俳句会で代表を務める西村和子によってはしかが季語であることを教えられ、「ならば、疱瘡は如何かと調べ始めた」ことにあるという。考えてみれば、季語とされているもののなかには風邪や水中り、夏負けなど病にまつわるものがいくつか存在する。西村のいうように、はしかもその一つである。だが、冬の風邪や夏の水中りはともかく、一見季節との結びつきがそれほど強くなさそうに思えるはしかが春あるいは夏の季語として歳時記に掲載されているのは、不思議といえば不思議なことだし、はしかが季語になっているのなら、同じくウイルスによる感染症である疱瘡もまた季語になっていてもおかしくはない。では、なぜはしかは季語になり得て、疱瘡は季語になれなかったのか―。本書は俳句形式によ
慶應義塾日吉キャンパスの第1校舎。1934年に落成した。戦前と戦中、戦後と激動の昭和の舞台となった=2023年5月16日、横浜市港北区日吉4で栗原俊雄撮影 慶應義塾大・高校の日吉キャンパスは入り口からの上り坂に、イチョウ並木がのびている。今の季節は新緑が目に鮮やかで、学生や生徒たちが行き交う。ただ、明るく若々しいエネルギーに満ちたこの場所がかつて、大日本帝国の戦争と深く関わっていたことは、さほど知られていないだろう。 今春刊行された『キャンパスの戦争 慶應日吉 1934―1949』(慶應義塾大学出版会)は、その歴史を掘り起こした労作だ。著者で同高校長の阿久澤武史さん(59)は「ここには戦前と戦中、戦後の激動の昭和史が詰まっています」と話す。執筆の狙いなどを聞いた。 地下壕からキャンパス全体へ 本書のきっかけは2014年、勤務する同高校の紀要への寄稿だった。「当初は1回だけのつもりでした。自
2023/05/22 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、2020年6月より閉館していた本学附属図書館ですが、 2023年5月23日(火)より一般開放を再開いたします。 ■開館時間および休館日 開館時間 平日10:30~18:00、土日祝日10:30~17:00 ※変更する場合がある 休館日 年末年始休業期間、大学行事日ほか ※学事予定による ※平日18時以降に授業がある日は開館時間を延長します。 ※学事予定により変更する場合があります。 ■利用案内 ・来館時は事務局で受付簿に記入し名札を受け取ってください。 ・退館時は事務局で退館時間の記入と名札の返却をお願いします。 ・館内、学内での所持品の管理はご自身でお願いします。 ・館内は食事及び喫煙は禁止です。 ・館内での携帯電話の使用は禁止です。館内利用中は電源を切るかマナーモードにしてください。 ・2階以外のフロアへの移動はしないで
岸田政権が掲げる「グローバル・スタートアップ・キャンパス(GSUC)」の構想で、政府は18日、東京都内に研究イノベーション拠点を建設することを明らかにした。米マサチューセッツ工科大(MIT)と連携し、地球規模のビジネスづくりをめざす。日米首脳会談で岸田文雄首相とバイデン大統領が意見交換した。 岸田政権は、看板政策である「新しい資本主義」の柱の一つとしてスタートアップ(新興企業)支援を掲げている。戦後のような創業ブームを起こすことで、日本経済を活性化させることをねらう。 その一つの柱であるGSUCについては、昨年度の2次補正予算で計75億円の関連経費が計上された。渋谷区と目黒区にまたがる地区に用地を確保した後、2028年以降にキャンパスを稼働させる予定だ。 MITと連携することにより、感染症や気候変動のような地球規模課題の解決のため、イノベーションを生み出すノウハウや人材を育てるプログラムを
政府/MITと連携しキャンパス設置へ、東京都内の国有地2・2万平米に整備 2023年5月23日 工事・計画 [4面] ◇26年度ころ着工へ 政府は米国マサチューセッツ工科大学(MIT)と連携し、基礎研究やスタートアップ育成支援で国際連携基盤となる「グローバル・スタートアップ・キャンパス(GSUC)」を設立する。拠… 残り 786文字 このコンテンツは会員限定です。 記事の続きをお読みいただくためには 電子版への登録が必要です。 新規会員登録 ログイン
米政府は21日、半導体大手マイクロン・テクノロジーが米国の大学や広島大、東北大、九州大、名古屋大、東京工業大と連携する枠組みを設け、今後5年間で6000万ドル(約82億円)を拠出すると発表した。経済安全保障の促進に向け、人材の強化を図るとしている。マイクロンによると年間5000人の学生に体験学習や…
韓国人原爆犠牲者慰霊碑 (かんこくじんげんばくぎせいしゃいれいひ) は、広島県広島市中区中島町の広島平和記念公園内にある広島原爆による在日韓国・朝鮮人犠牲者への慰霊碑。当初は朝鮮王公族である李グウ大日本帝国陸軍中佐の遺体発見現場(広島平和記念公園と本川を挟んだ対岸)に設置されたが、後に現在の位置に移った。 概要[編集] 韓国人原爆犠牲者慰霊碑建立委員会により、当初は李グウが発見された本川橋の西詰めに1970年4月10日に建設された。1999年に現在地に移設された[1]。碑柱は、亀を形どった台座上にあり、その上に双竜が刻まれた冠がある[2]。この構造は、「死者の霊は亀の背に乗って昇天する」という故事に倣ったものである。 全ての碑柱は韓国の銘石である(高さ5m・重さ10トン)。徴用工として広島において被爆した同胞の慰霊と、原爆が二度と起こらないようにするために建設されている。碑文の裏面には、日
日本が敗北した1945年、強制徴用されたり仕事を求め日本に滞在していた朝鮮人は240万人にのぼる。第二総軍司令部があり日本南部の兵たん基地だった広島にも14万人が住んでいた。その年の8月6日朝、米軍が広島に原子爆弾を投下した。1972年の韓国原爆被害者協会の集計によると、朝鮮人5万人が被爆し、うち約3万人が死亡した。1967年に韓国で発足した韓国原爆被害者協会は、日本政府に治療と被害の補償を要求し、1970年には民団広島本部の主導のもと、慰霊碑を建てた。碑石にはこのように刻まれている。「五千年の民族の歴史において、ここに眠る英霊が体験したことほど悲しくも痛ましいことはありませんでした。韓民族が国なき悲しみを骨の髄まで味わったのは太平洋戦争を通してであり、その頂点はまさに被爆の悲劇でした」 日本の岸田文雄首相が21日に尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領とともに慰霊碑を参拝した。両国首脳そろっての
古都・鎌倉にある由緒正しき古寺で、住職の地位をめぐって父と息子が「骨肉の争い」を繰り広げているという。 【画像】すごい…!鎌倉の名寺で起きた「セクハラ疑惑写真」…! 江ノ島電鉄の腰越(こしごえ)駅から歩いてほど近い『満福寺』は、744年に行基が創建したと伝わる真言宗の名刹だ。歴史好きの間では、源義経が仲違いした兄・頼朝と和解するために鎌倉に向かう途中、この寺に立ち寄り、許しを得るために「腰越状」を書いた場所として知られる。 歴史の風情が残る境内には、弁慶が腰かけたと言われる石もあり、昨年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の影響もあって、今年のゴールデンウィークには多くの参拝客が訪れた。 しかし、その一方で大トラブルが起きていたのだ。 満福寺の檀家の一人がこう明かす。 「昨年、満福寺の住職はYさんから副住職を務めていた息子のTさんに替わりました。Yさんはもう80歳近くで持病も抱えていますか
G7サミット開催中の広島を、ウクライナのゼレンスキー大統領が突如、訪問しました。来日の情報が出たのは前日午後。現地入りしていたカメラマンが、大統領を写真に収めるまでの一部始終を振り返ります。 来日初日は広島空港で特別機を激写 ウクライナのゼレンスキー大統領が2023年5月20日から21日にかけて来日し、広島市内で行われていた主要7か国首脳会議(G7広島サミット)に参加しました。広島市周辺で航空機や船の撮影をしていた筆者(深水千翔:海事ライター)は、ちょうど平和記念公園へ向かうゼレンスキー大統領の車列に遭遇。その姿を捉えることに成功しました。 拡大画像 特別車の窓越しに捉えたゼレンスキー大統領。市民に向けて手を振っていた(深水千翔撮影)。 ゼレンスキー大統領の来日とG7サミットへの参加が報じられたのは19日のこと。一時はアメリカ軍機で移動する可能性も指摘されましたが、最終的にアラブ連盟の首脳
政府は国が大株主となっている東京メトロの本田勝会長が退任し、後任に川澄俊文副会長が就任する人事を発表しました。本田会長は、国土交通省の元事務次官で、去年、空港施設の運営会社に対して国土交通省OBの副社長を社長にするよう求めていたことが明らかになっていました。 政府は国や東京都が株主となっている東京メトロの人事を23日、閣議了解しました。 それによりますと本田会長が退任し、後任には、元東京都副知事の川澄副会長が就任します。 本田氏は国土交通省の元事務次官で去年、民間の空港施設の運営会社の社長らと面会し、当時の副社長だった国土交通省OBを次期社長にするよう求めていたことが明らかになり、国土交通省が事実関係を調査する事態となっていました。 本田氏側から会社に対し、「自らの言動で迷惑をかけた」などとして退任の申し出があったということです。 この人事は6月の会社の株主総会などを経て決定される見通しで
23日朝、神奈川県鎌倉市で乗客およそ2000人を乗せたJRの上りの列車が信号を見誤って貨物線の線路に進入するトラブルが起きました。 列車はそのまま貨物線の線路を走り、途中の駅に止まることができず、およそ30キロ離れた駅まで走りました。 JR東日本横浜支社によりますと23日午前6時半ごろ、神奈川県鎌倉市にある東海道線の大船駅で上り列車が貨物線の線路に誤って進入しました。 列車には乗客およそ2000人が乗っていて、そのまま貨物線の線路をおよそ30キロ走り、川崎市のJR武蔵小杉駅で止まりました。 本来の線路を走っていれば停車するばずだった横浜駅や川崎駅など4つの駅には止まることができず、これら4つの駅で降りる予定だったおよそ600人は武蔵小杉駅で別の列車に乗り換えたということです。 JR東日本によりますと、大船駅の手前1キロほどのところで、貨物線に向かう信号がついていましたが、運転士が本来向かう
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昨年11月16日の刊行から炎上状態になっていた岩崎夏海氏・稲田豊史氏の共著『ゲームの歴史』(講談社)の販売中止、早期返品が先月4月7日に発表されている。全編を通じて多岐に渉る事実誤認があり、当初、著者が言及していた改版時の修正も困難と判断されたようだ。 ※岩崎夏海氏は既にTwitterアカウントを削除しているどれほどの間違いが含まれているかについては、1980年代からゲーム業界に携わるプログラマー・ライターの岩崎啓眞氏が自身のブログで検証を行っている。氏によれば「デタラメ・間違いが数限りなく」あり「固有名詞と発売日以外は書いてある内容は全て疑ってかかる」べき本ということになる。(なお氏は既に本書に関する10本以上にわたる批判・検証記事を書いていて、非常に資料的価値が高いものになっている。書籍化も計画されているとのこと) 通常、書店で手にするような本は「校閲者」と呼ばれる専門家が、本文で言及
昨秋以降、回復めざましいインバウンド。かつてのように爆買いが期待できない今後、注目されるのが体験によるコト消費だ。コト消費の需要拡大をとらえ、インバウンド向け高付加価値型ツアーやメニューが続々と登場している。和歌山県高野山。宿坊「恵光院」での写経や阿字観(あじかん)という瞑想(めいそう)体験、精進料理、奥之院のナイトツアーをセットにしたインバウンド向けツアーが今春に始まった。ナイトツアーでは2
ネットでの検索、ChatGPTにとりあえず聞いてみる、SNS、世の中まさにそれがなければ回らなくなったこの時代に、こう思ったことはないだろうか?「やっぱり生の講演会はいい」「やっぱり直に会って聞かないと」。 なぜそう思うのか。実はその端的な説明がこの本の勘どころの1つであり、改めて情報の交通整理の出来る本である。 本書は、 大学図書館の司書であり『学ぶ技術』の大学授業も担当する著者から、特に中高生を中心とする学習者に向けた、ネット時代の学び方指針である。 ページをめくるとネット情報と図書館の本に代表される紙の情報の違いが分かりやすく纏まっている。ネット情報は「情報スピードは速いが信頼性は玉石混交」、印刷物は「遅いが信頼性は全体としては高い」などである。 そしてもっというと、情報の出処本人の一次情報が大切で、その源泉こそが重要であることが、本書冒頭の「千と千尋の神隠しの舞台はどこか?」を例に
先進7カ国および欧州連合(EU)の首脳が一同に会するG7サミットが5月19〜21日に開催された。会場となった広島市は平和都市として知名度が高いが、瀬戸内海に面した観光地でもある。 初日となる19日夕方、G7の首脳たちはチャーター船に乗って、厳島神社に向かった。濃い青色と白を基調とした高級感あふれる船のデッキで、首脳たちがくつろいでいる様子が世界中に中継された。 この船の名は「SEA SPICA(シースピカ)」。広島市に本社を置く海運会社の瀬戸内海汽船グループとJR西日本グループが共同で開発した観光型高速クルーザーで、2020年9月から瀬戸内海で運航している。瀬戸内・中国エリアにおいては鉄道に加え、シースピカも観光活性化に欠かせない交通手段だ。鉄道と船。同社はなぜこのタイミングでシースピカの建造に乗り出したのか。 「鉄道と船」の観光ルートを構築 JR西日本は2005年10〜12月のデスティネ
広島サミットは大成功で、広島発のニュースが世界に発信されましたが、それを報じる日本のマスコミのレベルの低さも世界に見せる結果になりました。 サミット前に話題になったのは、東京新聞の望月衣塑子記者。アメリカが同盟国の保有するF-16戦闘機のウクライナ供与を認めるという報道に「まさか、日本が保有するF16戦闘機を米国は出させるつもりではないだろうか」とツイートして、ツイッターに「文脈を補足」されてしまいました。 こんな補足をTwitterに付けられるなんて、ジャーナリストとして恥ずかしくないですか? https://t.co/yf0VnWIJ0j pic.twitter.com/bni9t9BhOV — Neo (@Neo54911938) May 19, 2023 多くの批判を浴びたのは、岸田首相のスピーチが終わったあと「逃げるんですか」と声をかけた記者です(2:13~)。 これは元朝日新聞
神奈川県の藤沢と鎌倉を結ぶ、江ノ島電鉄。通称「江ノ電」は1902年の開業以来、120年以上にもわたって、地元住民や鉄道ファンに愛されている鉄道路線である。 江ノ電の車両は小型の車両を2両1組に連接した形状で運転されており、沿線では湘南海岸を走る区間もある。映画やテレビドラマで使用されることが多い鎌倉高校前駅は国内外から多くの観光客が訪れる有名観光スポットとなっている。 江ノ電は全線単線だが列車の本数も多く、列車同士のすれ違いが可能な交換設備も途中5カ所(うち1カ所は峰ヶ原信号場)ある。車両は小ぶりだが、住宅密集地を走る区間もあることから住民の利用も多く、輸送機関として欠かせない存在になっている。 12分間隔が14分間隔に そんな江ノ電にこの春、衝撃が走った。実に71年ぶりの大規模な「ダイヤ改正」を行ったのだ。1952年に改正して以降、早朝深夜時間帯の見直し、コロナ禍における深夜時間帯の繰り
俺にとってはビル・ゲイツよりもスティーブ・ウォズニアックよりもリーナス・トーパルズよりもケン・トンプソンよりもアラン・チューリングよりもティム・バーナーズ=リーよりもブライアン・カーニハンよりもビャーネ・ストロヴストルップよりもジョン・バッカスよりもグレース・ホッパーよりもデニス・リッチーよりも数々の功績を挙げた偉大なプログラマよりも本当に本当に偉大なプログラマだった 親父の職業がプログラマだと子供の頭で理解したとき本当に驚きだった 俺の親父はテレビテニスが作れると知ったとき、オリジナルのゲームウォッチを目の前で作りあげ誕生日プレゼントだと渡してくれたとき、俺の親父は何でも出来る人なんだと本当に憧れた PC9801やX68000で疑似3Dやワイヤーフレーム3Dをレンダリングされた際の衝撃が理解できるだろうか?俺はまさに最先端のゲームを目にしていると子供ながら身を震わせてしまったことを今でも
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