東京郊外の「50km圏」をぐるっと環状にむすぶ高速道路「圏央道」。木更津から埼玉を経由して横浜市南部までの約300kmのうち、残る未開通部は千葉県内の「大栄IC~千葉横芝IC」、そして神奈川県内の「横浜湘南道路&横浜環状南線」です。 そのうち神奈川県内では、圏央道は海老名から寒川、茅ヶ崎に下りてきて、東へ進路を変えて藤沢ICまで開通済み。横浜湘南道路はそこからさらに横浜市内へ伸びて、栄IC・JCTに至ります。同時に国道1号の戸塚ICから下りてくるのが横浜環状南線。漢字の「入」のように両者は栄IC・JCTで合流し、横浜横須賀道路の釜利谷JCTに接続します。 もともと湘南方面の交通流は国道1号に頼りきっている状況で、慢性的な渋滞が課題となっていました。圏央道が横浜横須賀道路や首都高湾岸線へつながることで、都心・横浜中心部から湘南方面への代替ネットワークが誕生することとなります。 さて、その横浜