敬老の日に欲しいのはモノより会話――。電通総研の調査でこんな結果がでた。60歳以上の人に子どもや孫にしてもらいたいことを聞いたところ、「電話をしてくれる」が21.6%で最も多かった。一方、子どもや孫がしたいことは「モノを贈ること」が目立った。 子どものいる60歳以上の人に、子どもや孫にしてもらいたいことを複数選んでもらったところ、電話が一番多かった。「家を訪問してくれる」が19.8%、「一緒に外食する」も18.5%で、直接会話をのぞむ気持ちが表れている。「メールを送ってくれる」も10.5%あった。 20〜49歳で祖父母か60歳以上の父母がいる人に、したいことを選んでもらった結果では、「電話をする」は9.2%どまり。一方で、「食品・菓子を贈る」が13.1%、「花や植物を贈る」が8.2%など、プレゼントを考えている人が目立った。 電通総研では「親世代は子世代以上に『モノより会話』を求めて