【ベルリン=宮本隆彦】ナチス・ドイツのホロコースト(大虐殺)の犠牲になった五十万人のロマ民族を慰霊する施設がベルリンのブランデンブルク門近くに完成し、二十四日、メルケル首相らが参列して式典が開かれた。ユダヤ人虐殺の陰であまり注目されなかったロマを追悼する場が戦後六十七年目にして整った。
ナチスドイツ軍において、より小規模という話ではあっても、日本軍の慰安所制度に類似したシステムがあったとは、吉見義明氏の『従軍慰安婦』(岩波新書 p.202-208)にも述べられており、それなりに知られている話だろう、、、というか、「日本だけが云々」の主張で、しばしば目にする話である。どちらも強制売春だから、 公式謝罪に公的な賠償、 できれば責任者処罰、もちろん当然に真相解明と再発防止をすべき話だ。 26日付でAFP通信がこんなニュースを配信していた。 『 Exhibition exposes sex slavery at Nazi camps 』 ナチスの収容所での性奴隷制度を暴露する展示会。 1943年半ばから1944年12月まで、ベルリン北のラーベンスブルック( Ravensbrueck)強制収容所で、抑留された人達のための性奴隷としての労働を強制されたWさんは、そこの管理者から、お前
昨日は帰りが遅くなったから何も書けなかったけど,NHK辺りでやっていたベルリンの壁崩壊の特集は見た。といっても飯かきこみながら少しだけだけど。 幾つもの証言が交錯する。男性が監視される屈辱を,女性が拷問の痛みを訴えれば,シュターズィのお偉方だったひとが,人びとを強制的に情報提供者に仕立て上げていたとの西側の非難は誇張されたものであり実態はぜんぜん違う,と不満げな顔で言う。 東独がどういう国家だったのかについて。旧西独の一方的な見方がなされている箇所は当然あるだろう。そういった状況への異議申し立ては続けられている。そのひとつの形態が「オスタルギー(Ostalgie)」だ。二つのドイツ―1945-1990 (ヨーロッパ史入門)作者: メアリー・フルブルック, 芝健介出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/10メディア: 単行本Amazon.co.jpで詳細を見る東欧の20世紀作者: 高
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