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ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (3)

  • 職業教育主義は超えられるか? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    さて、ブログでも何回か宣伝してきた神野・宮編『自壊社会からの脱却-もう一つの日への構想』(岩波書店)ですが、いよいよ明日発売となりました。 今日のさまざまな課題を各論者が取り上げていますが、その中で特に興味深いのは広田照幸さんの「学校の役割を再考する-職業教育主義を超えて」でしょう。 わたくしの「ジョブ型正社員の構想」が、生活保障システムと並んで教育訓練システムを整備すべき重要な課題として打ち出しているのに対して、広田さんはある意味で真っ向から疑問を呈しておられます。 >・・・しかしながら、この新しい社会民主主義の諸議論には、学校の役割に関して、新自由主義的な改革論と共通の考え方が含まれている。・・・ >新しい社会民主主義が新自由主義と共有している前提の一つは、教育と経済との関連を強調する点である。教育こそが経済成長のエンジンとみなされ、学校は職業の準備のための場所とみなされる。・・

    職業教育主義は超えられるか? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    R30
    R30 2011/02/22
    やれやれ。職業教育が「個人を競争の主体として個人化」なんて、そんな教育、職業人になる何の役にも立ちませんがな。何という観念的な議論。これだから日本のアカデミズムは。
  • 湯浅誠氏のとまどい - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    アジア太平洋資料センターの雑誌『オルタ』の9/10月号は、特集は「韓国併合100年」ですが、これではなく、湯浅誠氏の「反貧困日記」という新連載についてひと言だけ。 興味深いのは、湯浅氏が北欧は福祉国家だから人を働かせようなんてする国じゃないというイメージを持っていて、それが行ってみたらそうじゃなかったと、いささかとまどっているらしいところです。 >イギリスでもデンマークでも、訪問する先々で、私は「とにかく仕事」というメッセージを受け取り続けた。イギリスではすべての中高生の在籍データを行政機関が共有し、学校に来なくなった子どもなどの情報を地域の若者担当部局に提供、ソーシャルワーカーの家庭訪問やユースワーカーの人対応に結びつけていた。失業者は、日のハローワークに当たるジョブセンタープラスでの定期的面接を義務づけられており、若年者は一般失業者に比べてより厳しいプログラムへの参加を求められてい

    湯浅誠氏のとまどい - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    R30
    R30 2010/09/11
    日本の政治家は、デンマークとかスウェーデンとかの福祉(=social inclusion)の現実をちゃんと見てくるといいと思うよ。
  • 日本経団連のエグゼンプション提言 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    一昨日のエントリーで、「そろそろ、経営側も戦略を考え直すべき時期」と書きましたが、実は昨年6月の日経団連のホワイトカラーエグゼンプションに関する提言は、厚生労働省の研究会の議論よりもよほどまともなところがあります。 http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2005/042/teigen.pdf ここでは、上記厚生労働省の研究会よりも労働時間規制の質について深く検討された見解が示されています。すなわち、まずホワイトカラー特に知的労働者層の労働時間概念について、「考えること」が一つの重要な仕事であり、「労働時間」と「非労働時間」の境界が曖昧であると指摘し、賃金計算の基礎となる労働時間については、出社時刻から退社時刻までの時間から休憩時間を除いたすべての時間を単純に労働時間とするような考え方を採ることは適切ではないとする一方、労働者の健康確保の面

    日本経団連のエグゼンプション提言 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    R30
    R30 2006/06/15
    ホワイトカラー・エグゼンプション問題。労働時間≠就労時間という基本理解が厚労省審議会にはない件について。
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