〈戦争、まっぴら御免。 原発、まっぴら御免。 言論圧力、まっぴら御免。 沖縄差別、まっぴら御免。〉 〈こんな「まっぴら」を左翼だとおっしゃるのなら、左翼でけっこうです。〉 こんな文字が踊ったのは、11月15日発売の通販販売カタログ雑誌「通販生活」(カタログハウス)2016年冬号だ。これは読者に向けた強烈なメッセージだった。 これには少し説明が必要だろう。 その前号(2016年夏号)では同誌は直前に控えた参院選の特集を組み、安倍首相の写真と、安保法制に関する発言を掲載した上で、こう呼びかけている。 〈自民党支持の読者の皆さん、今回ばかりは野党に一票、考えていただけませんか。〉 しかし、このメッセージに対し172人の読者から批判や質問が相次いだという。その内容は、かなり強烈なものもあった。 〈今回届いた貴殿誌をみて驚きました。共産党や社民党の機関紙あるいは反日でしょうか。〉 〈通販生活は良い商
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