6月中旬より、株価が大幅に下落しているサムスン。6月5日に155万ウォンをつけたのをピークに、右肩下がりを続け、6月26日には124万ウォンを記録した。時価総額で上場企業全体の20%となるサムスンの転落劇に、韓国経済も動揺している。 ・証券会社のリポート1本でサムスン電子株急落 ー JB PRESS(6月13日) 株価下落の引き金になったのは6月7日に明らかになったJPモルガンのレポート。「2013年のギャラクシーS4の販売台数も7900万台から5900万台に下方修正し、7~9月期以降営業利益が伸び悩む」としサムスンの勢いに陰りがあることを示唆。さらにモルガン・スタンレーもスマホの販売目標を引き下げるレポートを発表し、これに追い打ちをかける。しかし、韓国の業界内では「ギャラクシーS4の販売が伸び悩んでいるという目立った兆候はない」という見方が支配的と異なっているようだ。 世界のスマホ市場で