タグ

ブックマーク / www.h-yamaguchi.net (18)

  • 「45歳定年制」を実現させたいなら - H-Yamaguchi.net

    サントリーホールディングスの新浪剛史社長が経済同友会の夏季セミナーで、45歳定年制を提唱したとして一部で話題になっている。 45歳定年制導入を コロナ後の変革で―サントリー新浪氏(時事通信2021年9月9日) 記事だけでは具体的な内容はわからないが、上記報道では「社会経済を活性化し新たな成長につなげるには、従来型の雇用モデルから脱却した活発な人材流動が必要」「会社に頼らない姿勢が必要」と述べたようなので、よくある「給料の割にパフォーマンスが悪い中高年社員を追い出して若い元気な人と優秀な一部の人だけ残したい」という類の考え方であるようにみえる。 「よくある」というのは、この種の考え方は別に珍しくも新しくもないからだ。自分に能力があると考えがちな若い社員がジョッキを片手に盛り上がる典型的な居酒屋談義のネタだ、という前者の点はひとまず措くとして、少なくとも後者の「新しくない」という点でいえば、そ

    「45歳定年制」を実現させたいなら - H-Yamaguchi.net
  • 500円DVDがこんなことになっていたとは - H-Yamaguchi.net

    This is Hiroshi Yamaguchi's personal weblog. It aims to be an incubator as well as an archive of my ideas and thoughts. Possible topics include: finance, business administration, economics, prediction markets, virtual worlds, and other issues.

    500円DVDがこんなことになっていたとは - H-Yamaguchi.net
    TZK
    TZK 2011/11/09
     自分も全然知らなかった
  • 「クォンタム・ファミリーズ」 - H-Yamaguchi.net

    このウェブサイトは山口 浩の個人的な考えを掲載したものであり、山口が所属ないし関係する機関、組織、グループ等の意見を反映したものではない。サイトは投資の勧誘ないし銘柄の推奨を目的とするものではなく、サイトに掲載された情報(リンク先ないしトラックバック先の情報を含む)をもとにして投資その他の活動を行い、その結果損失をこうむったとしても、山口は責任を負わない。サイトの記載内容は、予告なく追記、変更ないし削除することがある。サイトに寄せられたコメントおよびトラックバックは、いったん保留した上で公開の可否を判断する。判断の基準は公開しない。いったん公開した後でも、一存によりなんらの説明なく削除し、当該IPを投稿禁止に指定することがある。 このworkは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています(帰属 - 非営利 - 派生禁止 2.1 日)。 ふだん、小説などの物語

    「クォンタム・ファミリーズ」 - H-Yamaguchi.net
  • 「友だちの友だち」について考えてみた - H-Yamaguchi.net

    鳩山邦夫法相の「友だちの友だち」にはアルカイダのメンバーもいるらしい(参照)。さすが名家出身の大物政治家、顔が広い。問い詰められて「事実を語って何が悪い」とか言ったそうで、事実なら「テロリストに協力したかもしれない人」みたいな発言修正は無用かと思うのだが、まあいい。日にテロリストが入ってたと語ったこと自体がみたいな論点もあるようだが、これも昔からよくいわれていたことだから、いまさら騒ぎ立ててどうなるものでも。確か9.11米同時多発テロの実行犯も日にいたことがあったんじゃなかったっけ?日の入国管理体制の問題もあるんだろうが、とりあえずそれはご専門の方々に任せて。 で、そういう話題はスルーするんだが、「友だちの友だち」は頭にひっかかった。そういえば、自分の友だちの友だちにはどんな人がいるんだろう? 「友だちの友だちは皆友だち」というふれこみのテレビ番組があったかと思う(今でもあるか)が、

    「友だちの友だち」について考えてみた - H-Yamaguchi.net
  • 進化する外人ヲタツアーの世界 - H-Yamaguchi.net

    企画者は前回と同じPop Japan Travel。外人のオタク(よく「外タレ」という表現があるが、これは「外ヲタ」とでもいうんだろうか)というと乱暴にアニヲタかゲーヲタだろうなんて決め付けていないか。いやその世界に詳しい方々はそんなことないんだろうが、私はさしたる根拠もなくそう決めてかかっていた。 ちなみに、日の人の中には、Traditional Japan好きな外人とPop Japan好きな外人とはちがう層の人たちだろうと思う向きもあるかもしれないが、個人的に知る範囲内では、おおまかにいってそれほど離れていない、というのが印象。彼らにとってはどちらもCool Japanなんだよね割と。でも、Traditional Japan好きを「ヲタ」と呼ぶのはどうかという気もするし。 それはともかく題。私の印象では、ヲタ界の人ってのは自分の「属性」をかなり細かく分けたがることが多いように思う。

    進化する外人ヲタツアーの世界 - H-Yamaguchi.net
  • 動画投稿サイトと画像検索 - H-Yamaguchi.net

    別に画期的な指摘をしようとかいうことではないのであらかじめ念のため。むしろ誰もが考えるはずのことだと思う。 動画投稿サイトの代名詞になりかかっているYouTubeとか、最近どんどん人気が高まってるニコニコ動画とか、動画投稿サイトというと、どうしても著作権が気になるコンテンツが少なくない、という印象がある。実際その通りなわけだが、とはいえそうでない動画もたくさんあるし、中の人が全部チェックしてから公開するなんてご苦労なことをやってるサイトもある。 で、権利関係がクリアな動画というと、どうしても自分やその仲間が録ったもので、しかもその当人たちが登場しているものが多くなるわけだ。こういう動画もたくさんあって、面白いやつなんかはものすごいアクセスが集まったりしてる。韓国あたりだとこれで小銭をかせいでる人なんかもいると聞く。これまたたいへんけっこう、なわけだが。 そういう動画の中では、登場人物も匿名

    動画投稿サイトと画像検索 - H-Yamaguchi.net
    TZK
    TZK 2007/08/17
  • 「美しい国」がだんだんわかってきたぞ - H-Yamaguchi.net

    小ネタ、というかネタ。最近「美しい国」ということばをめっきり聞かなくなった気がする。いろいろ見てきてやっと少しずつわかりかけてきたのに。このままだと使わないうちに賞味期限切れになっちゃうかもしれないから、今のうちに書いとく。 だいたい10個ぐらい重要なポイントがあるように思う。 (1)仲間を大事にすること 美しい人間関係こそ社会の基。恩義のある人にはちゃんと目に見える見返りを。権限も予算もそのためにある。 (2)大事の前の小事 大事を行う前は、些細なことには構わない方がよい。まず、勢いのあるうちに大きな仕事をかたづけてしまうのがスマートで美しい。最初のうちは文句もいわれにくいものだ。 (3)法律を守ること 法律は必要十分条件。法律の定めるものは守らなければならないが、法律の内容を超えてもいけない。勝手に上乗せして仲間に迷惑をかけるのは美しくない。 (4)水にはこだわること 水はの基

    「美しい国」がだんだんわかってきたぞ - H-Yamaguchi.net
    TZK
    TZK 2007/08/16
  • 人前でキレるのが好きですか? - H-Yamaguchi.net

    NB Onlineに「遥洋子の『男の勘違い、女のすれ違い』」という連載コラムがあるんだが、そこに2007年6月15日付で「人と触れ合うのが好きですか?」という文章が出ている。 これにはびっくりした。ぜひ原文をお読みいただきたいのだが、もしこれがすべて事実だとすると、いくらなんでもそれはないだろう、と。 以下は書かれたものがすべて事実だとして、それを通常の日語として解釈したうえでのもの。文章は、この人が、雨の日にタクシー会社への電話がつながらないとかで怒っている場面から始まる。やっとつかまえたタクシーの運転手に、この人はいきなり八つ当たりを始める。 それまでの憤まんをたまたま乗ったタクシーの運転手にぶつけた。 「いったいどういう事情があって、タクシー会社が30分間も話し中なわけ?」 もうここですでにドン引きする人がけっこういると思う。それなりに名を知られた人ではあるんだろうが、何を根拠にこ

    人前でキレるのが好きですか? - H-Yamaguchi.net
    TZK
    TZK 2007/06/20
  • H-Yamaguchi.net: 評価基準は難しい、という話

    「仮に、時間外手当を導入すると、社員の仕事を時間で計るということだ。これは、人によってさまざまなやり方をしていた社員の特性や自主性を損なうことにつながりかねない。」 「そのうえ、能力や業績を格的に給与に反映させ、それが拡大すると、何を基準にだれがどのように社員を評価するのかという点がますます問われる。」 「企業現場は、さまざまな課題を抱えている。そのために社員は日々工夫をこらす。時には夜間に及ぶ残業や休日出勤など、普通の会社員とは異なる側面がある。」 「こうした働きは人それぞれで、『時間に換算するのは難しい』という考えから、いまは給与を労働時間に連動させるしくみはとられていない。」 「厳密にいえば、その額に見合った働きをしていない社員もいるだろう。経費削減が求められる中、その点に批判が向かうのは無理もない。」 「しかし、時間外手当を至急するとなると、『残業時間をだれが確定するのか』『社員

    H-Yamaguchi.net: 評価基準は難しい、という話
    TZK
    TZK 2006/06/14
  • H-Yamaguchi.net: 新聞記者はえらい、という話

    目からウロコの落ちる瞬間、というのはうれしいものだ。今日もまた新しい「大発見」をして、ちょっと興奮ぎみなので、あまり時間はないが手短に書いてみる。たぶん、皆さんには先刻ご承知のことなんだろうが、私には新しい、そして大きな発見だった。 新聞記者はなぜえらいのか、についてだ。 新聞記者がえらい、という点について、疑問をもつ方はそう多くないのではないかと思う。新聞記者はえらい。えらくなければ旗を立てた黒塗りの車でどこへでも乗り付けたりできるわけないし、記者会見という公の場で人をつるし上げ、なんて大それたこともできようはずがない。もちろん全員がそういう人ではないのは重々承知した上で書いているのだが、「この人はえらい」と考えるしか納得のしようがない人、というのは確実に、それもけっこうたくさんいるように思われる。 私がわからなかったのは、それがなぜか、ということだ。なんでこんなにえらそうにふるまえるん

    H-Yamaguchi.net: 新聞記者はえらい、という話
  • 原油高は東アジアにとってよいこと、という話 - H-Yamaguchi.net

    "Higher Oil Prices Can Benefit E. Asia," by Kaoru SUGIHARA (Professor, Kyoto University). そうなんだよねぇ。同じようなことを思っていても、ここまで簡潔にずばっと書いてあると、読んでて気持ちがいい。こういう文章を書けるようになりたいなぁ、と思った話。 ぜひ原文にあたっていただきたいが、せっかくなので少しだけ引用。 This "Oil Triangle" pattern of settlement between East Asia, the Middle East and the West has been part of the foundation of the world economic order since the 1970s. ここでいう「oil triangle」とは、中東諸国が東アジア

    原油高は東アジアにとってよいこと、という話 - H-Yamaguchi.net
    TZK
    TZK 2006/05/30
  • ゲームは「個人化」するだろうか - H-Yamaguchi.net

    ソニーのPS3がが62,790円(20Gバイトモデル。税込)というかなりの価格になると発表されてから、いろいろなところで議論が起きているようだ。「こんなんで売れるのか?」とか。SCEは「これはゲーム機ではない」と言っているようだが、全体として、懸念する論調のほうが多いように見えるのは日人特有の悲観癖ばかりでもなさそうだ。 というわけで、私もつらつら考えたことなど。 森さんは「格安AVホームサーバ」という位置づけをしているらしい。なるほどこれはわかりやすいが、森さんもご指摘のとおり、みんながこうとらえてくれるかどうかは未知数だ。何せ高スペックのほうだと実売8万円クラスになりそうだし。 価格設定そのものについてはほかのところでいろいろなされていて、ここでいまさら私が何か書いても意味がなさそげなので、ちょっと毛色のちがったことを書いてみる。個人的な妄想レベルなので、ちがうぞというところはぜひご

    ゲームは「個人化」するだろうか - H-Yamaguchi.net
  • 賃上げより前にやるべきこと - H-Yamaguchi.net

    以下は、客観的なデータやら詳細な調査やらに基づいていない、単なる感想だが、そう大きくポイントをはずしてはいないのではないかと思うので、書いてみる。「ちがうぞ」という事実をご存知の方はぜひご教示いただければ。 賃上げは、もちろんそれ自体としては望ましい。製造業大手の動向は労働市場全体への波及効果をもつ。賃上げによって景況感もさらに上向き、消費にもいい影響を与えそうだ。回りまわって、中小企業やら個人事業主やら、アルバイトやパートの方々やらにまで、次第にその効果が及んでいくかもしれない。というか、そんな大上段に構えた話よりも、個人として好ましいってことだ。 ただ、忘れてはいけない。賃上げは、「既に雇われている」人たちのものだ。「まだ雇われていない人たち」や、いわゆる非正規雇用の人たちは視野の外にある。まだ雇われていない人の中でも新卒については、例の2007年問題もあって採用増の動きがあるようだし

    賃上げより前にやるべきこと - H-Yamaguchi.net
    TZK
    TZK 2006/03/17
  • ヒルズ族を引き合いに出すのはおかしいと思う - H-Yamaguchi.net

    さっきの表とあわせてみるなら、右側の再分配所得ベースのほうをみることになる。要するに、再分配所得ベースでいえば、世帯年収1,000万円以上の世帯が全体の12.6%いる、といった感じだ。 さて、ここからが素人考えの始まり。これらの資料をどうみるか。 まず、これらの資料が2002年当時の調査であることを確認。直近3年間の動きは反映していないが、今のところこれが最新の調査のようなので。他の資料もいろいろあるんだろうが、片手間なのでご容赦。ご教示いただければ。それから、世帯数も1999~2002年の間ほぼ一定との仮定。人口はわずかながら増えていたわけだし、世帯人員数が減っていたはずだから、少なくとも世帯数が減ったということはなかろう。 まず「所得再分配による所得階級別の世帯分布の変化」のほうから。年収1,000万円以上の世帯が全体の12.6%と10%を超えているから、所得上位10%、つまり第10・

    ヒルズ族を引き合いに出すのはおかしいと思う - H-Yamaguchi.net
    TZK
    TZK 2006/02/02
  • 責任は「足して100%」ではない、と思う - H-Yamaguchi.net

    よくある議論の流れはこう。まず問題が起きる。たとえばAがBに損害を負わせたとする。するとほぼ同時に「責任」論が浮上する。それも何種類も。 ・「Aが悪い。Aに責任がある」 ・「いやAにはCという黒幕がいる」 ・「この問題を所管する○○省には監督責任がある」 ・「この問題は小泉政権の政策がもたらしたひずみだ」 ・「Aは○○党の幹部にコネがある。きっと何かある」 ・「この問題に関するマスコミの取り上げ方が悪い」 ・「そもそもBの自己責任ではないか」 ・「これはアメリカの陰謀だ」 ・「昔はよかったのに、今の若い者はなっとらん」 ・「教育のせいだ。最近の学校はろくなことを教えない」 ・「Aはもうけすぎだ。この機会にもっとこらしめるべきだ」 ・「世の中にはもっと厳しい状況の人がいる。それをさしおいてBを助けるのはおかしい」 他にもあるかもしれないが、まあこのへんで。よくこれだけあるものだ。何が起きても

    責任は「足して100%」ではない、と思う - H-Yamaguchi.net
    TZK
    TZK 2006/01/22
  • 政府の失敗を許そう - H-Yamaguchi.net

    以前からそうだが、最近とくに、政府(ここでは基的に役所の意味で使う)の人たちは肩身が狭いように思う。規制が多すぎるといって怒られ、規制がされていないといって怒られる。うまくいけば「そこはいいが別のところがだめだ」と批判され、うまくいかなければ「これがうまくいかなければ他がすべてよくてもだめだ」となる。国民の批判にさらされることは、もちろん悪いことではない。権力は監視されなければならない。とはいえ、いいことばかりでもないように思う。 というわけで、あえて書いてみるのだが、政府の失敗を許してみてはどうだろう。 政府のためというより、私たち自身のために。 政府は失敗をきらう。極端にきらうといっていい。まず、失敗しそうなことはまずやろうとしない。だから手を打つのがどうしても遅れる。で、いったん手をつけたら、たとえ傍目には失敗が明らかでも、なかなか失敗を認めない。だから傷口を大きくする。 なぜこう

    政府の失敗を許そう - H-Yamaguchi.net
    TZK
    TZK 2006/01/02
  • 職業と給与について思ったこと - H-Yamaguchi.net

    やってみないとわからない部分もあるのだが、世の中にはかなり「きつい」仕事がある。私などは1日ともたないだろうと見ていて思ったりする。その他「きたない」「きけん」も合わせればいわゆる「3K」になるわけだが、そういう仕事の人たちが、ほかに比べて給与面で優遇されているかといえば、多くの場合そうではない。一方、誰もがうらやましがる、「かっこいい」「自慢できる」類の仕事の中には、給与面でも誰もがうらやましがるものが少なからずある。 給与は労働の対価だから、いいかえれば労働市場における価格設定のメカニズム、ということになる。一般的には、この差は労働供給の限界費用の差、ということになるのだろう。価格に関する有名な話で、「水とダイヤモンドの逆説」というのがある。水とダイヤモンドでは、生存により必須であるはずの水がなぜダイヤモンドより安いのか、という問題で、この差は生産量を増やすために必要なコスト、つまり限

    職業と給与について思ったこと - H-Yamaguchi.net
    TZK
    TZK 2005/12/05
  • 非正規雇用の人々の給与 - H-Yamaguchi.net

    短時間労働、有期契約雇用、間接雇用などのいわゆる「非正規雇用」といわれるタイプの雇用形態は、かなりの職場でかなりの程度広がっている。各企業はコスト削減のため一生懸命やっていて、それを反映したものではあるのだろうが、どうも納得がいかない部分がある。 要するに、同じ仕事をしている場合でも非正規雇用の人たちのほうが給与が低いのはなぜだ、という話なのだが。 非正規雇用については、そのメリット、デメリットについて、あちこちで研究され、改善策についてもいろいろ語られている。ほかでよく語られている内容、たとえば就業機会における世代間の不公平の問題であるとか組織内でのノウハウの蓄積がやりにくくなるとかいった問題については、ここではふれない。 私がかねがね気になっていたのは、正規雇用されている人たちと非正規雇用になっている人たちとの給与格差を考える際に、「同一労働に対しては同一賃金」といった観点から語られて

    非正規雇用の人々の給与 - H-Yamaguchi.net
    TZK
    TZK 2005/09/20
  • 1