宮城県気仙沼市が整備する南気仙沼復興市民広場のラグビーとサッカーの人工芝コートで、タッチラインの長さが計画より10メートル以上短くなるミスがあったことが分かった。市は急きょ修復作業を行う方針だが、今秋を予定した利用開始は12月以降に遅れる見込みだ。 競技関係者が気付く 市民広場は2018年に整備を開…
宮城県気仙沼市が整備する南気仙沼復興市民広場のラグビーとサッカーの人工芝コートで、タッチラインの長さが計画より10メートル以上短くなるミスがあったことが分かった。市は急きょ修復作業を行う方針だが、今秋を予定した利用開始は12月以降に遅れる見込みだ。 競技関係者が気付く 市民広場は2018年に整備を開…
任期満了に伴う仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)で、元衆院議員の大久保三代氏(40)が1日、無所属で立候補する意向を正式に明らかにした。同市長選への立候補表明は大久保氏が初めて。 市役所で記者会見した大久保氏は「選挙が迫っているのに誰も立候補を表明せず、政策論争が行われない現状を危惧する」と強調。老朽化した市有施設や学校の統廃合、市バス事業の民営化に取り組む考えを示し、「職員のためではなく、市民のための市役所にしたい」と述べた。 大久保氏は鹿児島市出身、慶大大学院修了。NHKキャスターなどを経て、自民党公認で立候補した2012年衆院選比例東北で初当選し、1期務めた。
青森県下北地方のご当地アイドル「まさかりGirls5」が、解散した。県のプロデュースで誕生したアイドルは、解散理由もお役所仕事らしく、国からの予算措置がなくなったため。メンバーは解散を惜しみつつ、新たな目標に向けて再出発を誓った。 3月24日の解散ライブは一般には非公開で、県むつ合同庁舎の大会議室で実施。県職員や家族ら約40人の前で、オリジナル曲「へったら下北~ハッピィな恋のゆくえ~」など4曲を熱唱した。 メンバーは2015年7月にオーディションで選ばれた下北在住ののんさん(18)、まいさん(16)、きゃんさん(14)、にっしーさん(14)の4人。芸能事務所で発声やダンスの指導を受け、同10月にデビューした。 誕生のきっかけは、東日本大震災に伴う国の復興支援事業の予算がついたため。物産品のブランド化や研究会などの費用と合わせた約2170万円の一部を活動費用に充て、下北地域のPRを担った。グ
<タリウム事件>高校の時に妹殺そうと思った 名古屋地裁で19日に開かれた元名古屋大女子学生(21)の裁判員裁判第2回公判で、元名大生は知人の森外茂子さん=当時(77)=を殺害した動機などを詳述した。被告人質問の要旨は次の通り。 【殺害の動機や方法】 森さんを殺害したことは間違いない。人が死ぬ過程を見たかった。一番抵抗されにくいと思う撲殺にした。森さん殺害を決めたのは犯行の1週間前。2014年12月7日、森さんに誘われた宗教の集会後に解説を頼み、私の自宅に向かった。森さんは本当にうれしそうだった。途中で殺害をやめようと思ったり、迷ったりしなかった。 聖書の解説中、背後に回った。かばんからおのを取り出し、森さんの頭に力いっぱい振り下ろした。木魚をたたくような感触だった。森さんは「私を殺すの?」と聞いたので「はい」と答えた。「どうして?」との問いには「人を殺してみたかった」と答えた。 森
大型トラックが近くを通るだけで揺れる築86年の大間町役場。原発の税収を当て込み、新築計画が延び延びになった 世界で前例のない原発を建設中の青森県大間町で、任期満了に伴う町長選が10日告示され、15日の投開票に向け舌戦が続く。16年ぶりの選挙戦は、現職と有力対立候補がともに原発の推進を掲げ、反対派が遅れて立候補を表明する異例の展開。背景には原発との共存をうたってきた町が、原発への「強依存」へと変貌を遂げた姿が浮かび上がる。 <早期稼働を要求> 「相手方(現職)は、われわれが原発に反対だと言っているが、原発を推進する立場だ」。新人で元役場職員の野崎尚文氏(61)の総決起集会が開かれた5日、支持者の一人がうわさの火消しを図った。 4選を目指す現職の金沢満春氏(66)も原発推進派で、「原発に頼り切っていると言われるかもしれないが、今まで以上の地域活性化のために原発を誘致した」と語る。 電源開
6月に閉店した岩手県花巻市の老舗デパート「マルカン百貨店」の展望大食堂が、復活する見通しとなった。運営継続を目指す同市のまちづくり会社「上町家守(やもり)舎」は29日までに事業計画を修正し、2億円を目標に呼び掛けてきたクラウドファンディング(CF)に自ら1億8000万円を加算した。期限の31日まで目標額に達しないと寄付は無効となるため、26日に上積み措置を取った。運営を継続する意思の表れとみられる。 同社は当初、耐震工事などにかかる初期費用を6億円と見込んだ。4億円を自社で準備し、差額の2億円についてはインターネットで寄付を募るクラウドファンデングなどで確保する方針を示した。 クラウドファンディングは目標額に達しない場合、寄付金は全て返却される仕組み。実際の寄付額は約1600万円にとどまっており、同社が1億8000万円を加算して無効を回避。29日午後6時現在、1億9617万円で、目標額
◎苦闘の決算(上)空回り 改選数が2から1に減り、現職同士が生き残りのデッドヒートを繰り広げた参院選宮城選挙区(改選数1)は、民進党の桜井充氏(60)が、再選を狙った自民党の熊谷大氏(41)を振り切り、4選を果たした。「野党共闘」と「1強自民」が真正面から激突した18日間と、雌雄を決した軌跡を振り返る。 <党県連が丸抱え> 連日のように総力戦を仕掛けた巨艦は、わずか数分でもぬけの殻になった。 JR仙台駅隣接地に構えた自民党現職熊谷大氏の事務所。10日午後11時20分すぎ、熊谷氏が静かに敗戦の弁を述べ終わると、国会議員や地方議員は、ねぎらいの言葉もそこそこに事務所を立ち去った。 ある議員は「党県連は頑張った。熊谷の力不足だ」と吐き捨てるように言った。弱い後援会に代わり、党県連が選対を丸抱えした「異常事態」(県連幹部)。熊谷に対する身内の不満は最後まで消えなかった。 「顔も分からない
商品名は「こんにちは、青森でおみやげをえらんでいるあなた。青森にはリンゴしかないイメージがありますが実はトマトもあるんです。それを伝えたくて愛のつまったトマトケーキをつくりました。あなたの心にとどきますように…」。 ◎学生団体など一口大のケーキ開発 リンゴだけでない青森県産品の魅力を広く伝えようと、高校生や大学生でつくる「青森学生団体ASC」と、食品製造業のアイビー(仙台市)が協力して、県産トマトを使った土産用の菓子を開発した。ASCがパッケージをデザインし、アイビーが菓子を製造。道の駅など県内50店舗以上で販売する。 全国上位の生産量を誇りながら、リンゴの陰に隠れている青森のトマト。商品開発を目指していたアイビー弘前営業所が、若者のアイデアで地域の活性化に取り組むASCに着目し、4月にパッケージをデザインするよう持ち掛けた。 ASCリーダーで青森南高2年の斉藤佑香さん(16)が中心
◇…毎週日曜日開催の八戸市の館鼻岸壁朝市で、奇妙な着ぐるみが買い物客に交じって歩いている。胸には「イカドン長女23歳」の名札。パパやママのイカドンが登場する日もある。 ◇…何の前触れもなく、この春に突然現れた。手提げかばんを持ち、近づくと大人には名刺、子どもにはあめを黙って手渡す。 ◇…流行とは一線を画す独特のルックス、浴衣の下からのぞくスニーカーが醸し出す手作り感。イカの水揚げ日本一を誇る八戸だけに、見れば見るほど味が出る? (八戸)
<特殊詐欺>女性の3度目被害、ぎりぎり防ぐ 釜石署は9日、連続して特殊詐欺に遭っていた釜石市内の70代女性が新たな被害にさらされた際、ぎりぎりで防いだとして同市の花巻農協鵜住居支店に感謝状を贈った。女性は過去に約900万円をだまし取られたほか、1月にも同支店で引き出した1200万円を詐取されかかっていた。 女性は3月30日、「詐欺の被害金と慰謝料が1300万円ほど返ってくるから、180万円を指定の口座に振り込みたい」などと支店に電話し、来店した。 女性は1月にも支店で1200万円を下ろし、その後に現金を受け取った男が逮捕されて事無きを得た経緯がある。女性や事件を覚えていた職員が強く引き留め、釜石署に通報して被害を防いだ。 贈呈式で乳井博署長は「職員の連携で被害を防止した。大変ありがたい」と感謝した。伊藤暢英支店長(50)は「今後も高齢者の現金の出金には注意するよう職員に呼び掛けていく
前例踏襲で冒険しない役人気質を返上-。青森県が最近、コメの新品種のネーミングなどで、インパクトのある言葉を次々と打ち出している。今のところ、「狙いがよく分からない」「攻めの姿勢が感じられる」と県民の評価は分かれるが、次はどんなフレーズが飛び出すのか気になる。 県産米の新品種は「青天の霹靂(へきれき)」という名称。日本穀物検定協会の食味ランキング「特A」の初取得を目指して今秋、市場デビューする。県農産園芸課の腰巡好之主幹は「コメは、つや姫、あきたこまち、ゆめぴりか、など女性的な柔らかい名称が多いので、あえて男性的にこだわった。インパクトではどこにも負けていない」と胸を張る。 新名称は県などが昨夏に公募した。全国から集まった1万1049件の候補の中から、大学教授などでつくる選考委員会が5案に絞り、最終的に三村申吾知事が決めた。 同課によると、名称に対してコメ農家からは「霹靂の漢字が書けな
「不届き者」震災犠牲者の免許証提示で御用 気仙沼署は8日、無免許運転と有印私文書偽造・同行使の疑いで、一関市室根町折壁、無職小松伸容疑者(62)を逮捕した。 逮捕容疑は2013年10月15日、気仙沼市内で乗用車を無免許運転し市道で一時停止せず、取り締まり中の警察官に別人の免許証を示して違反切符に署名、指印した疑い。同署などによると、免許証は宮城県内の男性名義で、11年3月11日の東日本大震災で死亡していた。同署が免許証入手の経緯などを調べている。 小松容疑者はことし1月29日、無免許運転の疑いで岩手県警千厩署に逮捕され、処分保留で8日に釈放された。 2015年02月10日火曜日
<富谷町長選>氏名は1字違い 「正確な記入を」 新人の若生裕俊(わこう・ひろとし)氏(50)と現職の若生英俊(わこう・ひでとし)氏(64)の両候補は、氏名が漢字でも平仮名でも1文字しか違わない。どちらに投じたか判別しにくい票が生じる可能性があり、町選管は有権者に正確な記入を求めている。 町選管は有権者の意志を尊重し、できるだけ案分にせず振り分ける方針で、漢字間違いや職業、屋号での記入なども考慮し、なるべく有効票として扱いたい考え。「若生」とのみ書いてある場合、2人に均等に振り分けられ、当落に影響を及ぼさない事実上の「死に票」となってしまう。ともに政党が無所属、住所が富谷町今泉という点も共通している。 誤記を防ごうと、両候補ともポスターや横断幕は「ろ」「で」の文字を大きくしたり、色を塗って強調したりする対策を取っている。 町選管によると、両候補を含む3人による対決となった2007年の町
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