エジプト・カイロ(Cairo)の研究所でサンプルを分析する学者(2010年3月24日撮影)。(c)AFP/KHALED DESOUKI 【4月8日 AFP】保守的な国エジプトでは、男女産み分け法を「医学の進歩」と見る人がいる一方で、伝統を重んじる人々は非道徳的だとして、このサービスを提供するクリニックをやり玉に挙げている。 同国では、社会からの非難をものともせずに男女産み分け法を提供するクリニックが約50ある。そのうちの1つ、カイロ(Cairo)にあるクリニックでは、アシュラフ・サブリー(Ashraf Sabry)医師が、息子を熱望する親たちに対し、体外受精技術を用いた産み分けを行っている。 「親たちの多くには既に女の子がいて、男の子を欲しがっている。家名を継がせるためにどうしても男の子が欲しい、という親もいる」(サブリー医師) 貧困者の割合が人口の40%以上(世界銀行(World Ban
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