<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年05月27日 (金)時論公論 「中東激動とG8サミット」 【岡部 徹 解説委員】 中東・北アフリカに、「アラブの春」と呼ばれる民主化の波が起きてから5か月。 フランスで開かれているG8・主要国首脳会議では、 原子力発電の安全確保の問題とともに、 この民主化運動をどう支援してゆくかについて、真剣な議論が交わされました。 今夜は、激動するアラブ諸国の現状と先進国の対応について 出川解説委員とともにお伝えします。 そうでない国々は、分けて考える必要がありますね。 【出川展恒 解説委員】 そうですね。 独裁政権が倒れ、民主化プロセスが始まっているのは、チュニジアとエジプトです。 G8サミットには、両国の首相も招かれました。 そして、 両国の民主化を支援するため、 G8各国が、今後3年間で、総額200億ドル、 日本円で、およそ1兆600