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ブックマーク / machida77.hatenadiary.jp (8)

  • 中ソ国境紛争と中国の軍隊格闘技 - 火薬と鋼

    今回は中国の軍隊格闘技に影響を与えた中ソ国境紛争の戦闘について、雑誌Kempo Magazineに掲載された記事(英文)を元に紹介しよう。 中ソ国境紛争の伝説 この記事を書いた著者Mizhou Hui中国軍の軍隊格闘技としての拳法である散手についてを書いており、今回の話は中国軍特殊部隊の士官である著者の師から伝えられたものだという。記事では中ソ国境紛争についての紹介から始まっているが、wikipedia:中ソ国境紛争のほうが分かりやすいだろう。ここでは紛争そのものについての紹介は省く。 1969年に起きた中ソ国境紛争では、格的な戦争ではなく紛争だったためか、中国軍・ソ連軍が互いに非武装のまま戦闘を行うことが頻発。こうした戦闘は「グループ・ストリート・ファイト」として知られるようになった。 中国はこの非武装戦闘に対処するため、第49野戦連隊を送り込み、指導のため特殊部隊のインストラクタ

    中ソ国境紛争と中国の軍隊格闘技 - 火薬と鋼
  • 米海兵隊、新規格の5.56mm弾を採用 - 火薬と鋼

    アメリカ海兵隊でアフガニスタンに派遣されている特殊部隊向けに新しい5.56mm口径のSOST(Special Operations Science and Technology)弾が採用されたという記事がMarine Times等に掲載され、話題になっている。 http://www.marinecorpstimes.com/news/2010/02/marine_SOST_ammo_021510w/ 開発時からMk318 MOD0の名称で知られるこの弾は、今後も大量の購入予定があるという。 さて、「火薬と鋼」ではかなりの銃器ニュースを紹介しているが、実際には世界に流れている情報のうち極少数しか紹介できていない。 軍用弾薬も紹介していない分野一つで、今回の件に関わる過去の報道も紹介してこなかった。 フォローとしてこの新しい弾がどう新しいのか、なぜ求められるのかを簡単に紹介しておこう。 まず背

    米海兵隊、新規格の5.56mm弾を採用 - 火薬と鋼
  • スウェーデン軍の新型アサルトライフルAK6はどうなる? - 火薬と鋼

    頑住吉さんも紹介していたが、Jane's International Defenceでスウェーデン軍が新しいアサルトライフルAk6に切り替えることを決定したと報じられた。 記事によると、現在採用されているAk5はアップグレードを行っているが、2019-2020年にAk6に切り替える計画だという。 日では知名度が今一つのAk5の改良計画は、2005年に契約が確定。2006年には計画が始まっていた。 2006年のNDIA Small Arms Systems SymposiumでAk5の改修計画についての発表がされている。 http://www.dtic.mil/ndia/2006smallarms/arvidsson2.pdf Ak5については日では知られていないことが多いので、時代を追って説明していこう。 まず、スウェーデン軍では1977年からベルギーのFN社のFN FNCを採用した。

    スウェーデン軍の新型アサルトライフルAK6はどうなる? - 火薬と鋼
  • 日本と世界の日本刀概念のズレ - 火薬と鋼

    強盗が日刀で反撃され死亡、左手ほぼ切断 米メリーランド州 写真1枚 国際ニュース:AFPBB Newsというニュースがあった。 このニュースに対する反応(はてなブックマーク - 強盗が日刀で反撃され死亡、左手ほぼ切断 米メリーランド州 写真1枚 国際ニュース:AFPBB Newsを見ると、つくづく日人にとって日刀は特別なイメージがあるのだと感じる。しかしこうしたニュースで報じられる日刀は、日人がイメージする日刀とは若干のズレがある。イギリスでは日刀が犯罪に使われる事件が多発したため、2008年に大幅な規制がなされたが、その際の日人の反応にも感じたことだ。 では、日人の日刀概念と世界の日刀概念はどのように違うのか、説明していこう。 日人が「日刀」という言葉で想像するのは、古来からの伝統の製法で作られた日製の刀剣だ。上のはてなブックマークのコメントも、無意識に日

    日本と世界の日本刀概念のズレ - 火薬と鋼
  • AK47のマガジン交換テクニック - 火薬と鋼

    AKシリーズのマガジン交換は、現代のアサルトライフルの中ではやりにくい方だ。 そこで、迅速にマガジンチェンジを行うテクニックが存在する。 そこそこ知られているが、私のところは銃器に詳しくない人も見ているので紹介する価値はあるだろう。 このマガジン交換テクニックは、もともとはイスラエルの特殊部隊Shayetet 13が採用したものだ。 Shayetet 13が通常使うライフルはM16やM4だが、潜入任務などのためAKについても訓練を積んでいる。 もう一つよく知られているのはポーランドの特殊部隊GROMによるテクニック。 皆さんもAKを使う機会があったら、どの方法が良いか試してみるといい。 (2009-8-5追記) 分かりにくいので説明。 最初のShayetet 13スタイルは、交換用のマガジンで装着済みのマガジンの後ろから押すのがポイント。 AKのマガジンはマガジン挿入口前部に引っ掛けてから

    AK47のマガジン交換テクニック - 火薬と鋼
  • ルーマニアの全自動拳銃"ドラキュラ98" - 火薬と鋼

    最近の話題で紹介したいのがないので、昔の話で知られていないものを紹介しよう。 ポーランドにS.C. UZINA MECANICAという滅多に名前を聞くことのない会社があり、そこがセミオート・フルオート切替可能なハンドガンを製造販売している。 それがDracula 98だ。 http://www.bumbesti-jiu.ro/umsadu/p4a.html ルーマニアでドラキュラという分かりやすいネーミングと、フルオートハンドガンというインパクトのわりに知られていない。 銃自体はスチェッキンAPSのコピーで、若干形状が違う部分がある程度だ。 使用する弾は9x19mm。ライフリングはポリゴナルライフリングだ。 Cz75フルオートのようにマガジンをフォアグリップとしてフレームに装着する点が特徴。 元となった銃や特徴から、フルオートではコントロールしにくい銃と推測される。 それと法規制のため軍か

    ルーマニアの全自動拳銃"ドラキュラ98" - 火薬と鋼
  • ソマリア海賊狩りツアーはデマか - 火薬と鋼

    http://rocketnews24.com/?p=11485について。 このニュースについて、Mitaryphotos.netで先に見ていて、嘘ニュースだろうという流れになったのを知っていたのだが、真に受けている人がいるのは驚いた。 はてなブックマーク - ロシアで海賊を “合法的に死傷させる” ツアーが問題に – ロケットニュース24(β)を見ても信じている人がいる。 さすがに疑う人もそれなりにいてロシアの海賊死傷ツアーって当? - migimigiのブログというエントリもある。 一部migimigiさんと被るが、ちょっと経緯を解説する。 この嘘ニュースの起源は、嘘サイトSomali Cruises - Cruise along Africa's east coast!に遡る。 これを紹介・引用・盗用したニュースがまずジョークとして広まった。 2009年5月7日のhttp://ww

    ソマリア海賊狩りツアーはデマか - 火薬と鋼
  • アニメ・漫画でこれだけは見過ごせない銃の間違い 有名な間違い編 - 火薬と鋼

    はてブのコメント見るとその種の要望もありそうなので、有名な間違いについて書く。 ただ、ありきたりの説明をしても詰まらないので、多少の工夫はしたい。 射撃姿勢や遮蔽物の扱いの話もしたいが、どう考えてもフィクションの話と絡めて説明しにくいので、改めて書こう。 はてブの反応を見ると、基礎的な知識でも知られていないものが多いようだ。 今までウチでは銃については製品情報中心だったが、今年から技術・運用にまつわる話も書くようにしたい。 映画発祥の間違い 銃に関する間違いと言うと、しばしば映画やドラマの間違いというのが例に挙げられる。 アメリカの銃・装備・兵器の雑誌Tactical WeaponsにはBad Hollywoodという映画の間違いを指摘する連載記事まであるほどだ。 映画から広まった間違いは、アニメや漫画にも影響を与えている。 有名なもののうち、アニメや漫画にも見られるもののみ説明しよう。正

    アニメ・漫画でこれだけは見過ごせない銃の間違い 有名な間違い編 - 火薬と鋼
    aegis09
    aegis09 2009/01/06
    戦略と戦術の定義が曖昧なものも多い。
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