天皇陛下のいとこで、「ひげの殿下」として知られる三笠宮寛仁さまは、ことし1月に、のどのがんを切除する手術を受け、入院を続けていましたが、容体が悪化して、6日午後3時35分、亡くなられました。 66歳でした。 三笠宮寛仁さまは、平成3年の食道がんの手術以来、のどなどにできたがんのため、これまでに16回の手術や治療を受けられました。 最近では、去年12月にのどに腫瘍が見つかり、ことし1月に東京・千代田区の杏雲堂病院で腫瘍を切除する手術を受けられました。 病理検査で、腫瘍は口の中からのどにかけての広い範囲に及ぶがんだったことが分かり、寛仁さまは入院を続けて手術後の治療を受けられていました。 宮内庁の関係者によりますと、寛仁さまは容体が悪化して危篤になり、6日午後3時35分亡くなられたということです。 寛仁さまは、昭和21年1月5日、三笠宮家の長男として誕生されました。 天皇陛下のいとこにあたられ