Googleがこのほど公開したYouTube動画再生ページの新ユーザーインタフェースは、各種の機能をまとめるなどして全体的にシンプルに作り変えているのが特徴だ。「ユーザーは動画をみるためにYouTubeにアクセスする」という原点に戻り、ユーザーの滞在時間を伸ばして、的確なレコメンドや広告との接触機会を増やす狙いだ。 新UIは今年1月からテスト提供を開始。ユーザーからのフィードバックをもとにデザインを構成し、「必要最低限のニーズを満たせるデザイン」にした。それ以上のさまざまな機能を使いたいユーザーには、プルダウンメニューで対応する。 星1つから星5つまでの5段階評価だったレーティングは、「評価する/しない」の2択形式に変更。「星を5つ用意しても多くのユーザーは、1か5という評価しか付けていなかった」(米YouTubeのシヴァ・ラジャラマン シニアプロダクトマネージャー)ためだ。テスト公開時の