Windows 7は、ITインフラの更新を計画している企業の間で訴求力を高めているようだ――米Computer Economicsの調査レポート「Technology Trends 2010/2011」はこのような見方を示している。 IT管理者向けに調査レポートや各種データを提供しているComputer Economicsでは、2010年上半期に200社余りの企業のIT部門を対象に調査を実施したところ、昨今の世界的不況の影響でIT予算が緊縮傾向にあるものの、IT管理者たちは一部の分野に重点的に投資する意欲を高めていることが明らかになった。 Windows 7もそうした重点分野の1つに含まれているようだ。2010年初頭の時点で同OSに既にアップグレードしていたのは、調査に回答したIT部門の3%にすぎないが、同OSへの移行の費用をIT予算に計上していたのは約31%だった。 「経費節減傾向と新シ