低血糖が起きるとどうなるの? 低血糖は一般的に、血糖値が60mg/dL(あるいは50mg/dL以下)になった場合を指します。しかし、普段から血糖値が高い人の場合、これより高い値でも低血糖症状がみられることがあります。 また、ここで紹介する症状はあくまで一例です。低血糖を何度か経験するうちに、自身の症状や前兆、どのようなときになりやすいか等が分かってくるようになります。早めの対応ができるよう、周りの人にも自分の症状を知っておいてもらうと良いでしょう。 自律神経症状 血糖値が急激に下がると、身体からの危険信号として、以下のような症状がみられます。これらの自律神経症状は精神疾患のパニック障害や統合失調症の症状と似ており、病院でも誤った診断をされることがあります。 発汗 頻脈 手足の震え 動悸 不安感 空腹感 これらの症状は、糖分をすぐに補給することで快方に向かいます。 中枢神経症状 血糖値がさら