長らく封印してきたエジプト旅。 オマーンに続いて、いやオマーン以上に不愉快なことの多い旅だった。 何がそう不愉快かって・・・( ´艸`) それは・・・ “不幸な”エジプト記の始まり始り~ 前回のお話はこちら: 1) 出だしは悪くなかった 2) エジプトを舐めるな ! 他にもこんなことが! 3) エジプトで雹?カルナック神殿 第3話: ピラミッドを見て育った、ラクダ騎手 イブラハムは、慣れた雰囲気でバス停まで向かった。 かなりの速足だ 通学路なのだから、当然のことだろう。 私はは初めて見るギザの街並みに好奇心を寄せながらも、彼の背中についていった。 程なく、三大ピラミッドを通過するバスの停留所に着いた。 待ち時間が少しあるらしい。 「もしよかったら、待っている間に、お茶でもしませんか?15分かそこらですけど」 とイブラハムは言って、目の前にあるカフェの方向を向いた。 私は、15分バス停
