将棋の戦法名はたいてい"飛車"とか"角行"とか、強い駒の位置関係を基準とします。 その代表格が「居飛車」と「振り飛車」で、2~8筋のどこにいるかで決まりますね。 画像引用元:https://www.shougi.jp/joutatu/1-4.html 鋭い人は↑の両端が空白になっているのに気づかれたかもしれない。 いやまあ、正確には"一間飛車"や"九間飛車"とか、いちおう名前はつけられてはいるんですが、マトモな戦法とみなされておらず、完全な奇襲・イロモノ枠なのだ。 まるで道路の端の側溝のごとき扱いで「そこは人の通る場所じゃねぇ」と。 ただ僕は猫派であり、いつも側溝を沿って歩く近所の野良猫のために書き足してあげるとこうなります↓ これで一件落着と思いきや、新たな疑問が湧き起こります。 「おいおい、〇間の数字がばらばらじゃないか」と。 飛車が中央から左に四間、三間と降順なのに、左端が一間飛車じ
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