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ドイツとメディアに関するamanoiwatoのブックマーク (1)

  • マルティン・ルターのソーシャルメディア的炎上 | Kousyoublog

    承前:「ドイツ宗教改革前夜の民衆の信仰世界」一五一七年、ザクセン選帝侯領ヴィッテンベルクの修道士マルティン・ルターは、当時カトリック教会が率先して売って回っていた贖宥状――購入することで自身とすでに死んだ者たちの罪が赦される――に対し強く異を唱えた。彼が公表した「九十五か条の論題」は贖宥状について神学上の批判を行うものであったが、あくまで議論の提示であって、教会の権威に挑戦するだとか、民衆を鼓舞するなどという意図は全くなかった。だが、ルター自身が全く想定していないかたちで、急速に人々に広がって反響を巻き起こし、宗教改革運動の起爆剤となっていった。それは活版印刷技術によってその姿を現しつつあった「世論」という名のソーシャルメディアにおける「炎上」と呼ぶにふさわしかった。第一章 活版印刷技術の登場ヨハン・グーテンベルクを活版印刷技術の発明者とするのは正しくない。十五世紀中ごろ、金細工職人であっ

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