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ミステリに関するamanoiwatoのブックマーク (4)

  • ミステリがあまり好きじゃない人のための、教養として読んでおきたい10作 - いつか電池がきれるまで

    先日、二夜連続で三谷幸喜脚の『オリエント急行殺人事件』が放送されました。 車のなかで、その番組のことについて話していた際、が言っていたのです。 「アガサ・クリスティの名前は知っているけれど、『そして誰もいなくなった』も『オリエント急行殺人事件』も読んだことがない」と。 読書傾向というのは人それぞれで、は「世界名作全集」的なものを幼少時に一通りは読んだ、とのことだが、ミステリにはあまり興味がなかったそうだ。 僕はそのあたりの「大人が子供に読ませておきたいであろう名作」が、すっぽりと抜け落ちているのだよなあ。 子供の頃は、「子供が読むなど、読みたくない」とずっと思っていたし、この年になると、いまさら、ねえ……という感じなので。 最近、ミステリ好きを公言している6歳の長男が「それって、『名探偵コナン』みたいなやつ?読んでみたい!」と言っているのを、y嫁が「幼稚園児にはまだ早い!」とたしな

    ミステリがあまり好きじゃない人のための、教養として読んでおきたい10作 - いつか電池がきれるまで
  • 『春にして君を離れ』@アガサ・クリスティのレビューというか読書感想文というか……

  • 春にして君を離れ - アブソリュート・エゴ・レビュー

    『春にして君を離れ』 アガサ・クリスティー   ☆☆☆☆ 再読。アガサ・クリスティーがメアリ・ウェストマコット名義で発表した普通小説の一作目である。つまり、これはいわゆるミステリではなく、殺人事件は起きない。とはいってもそこはミステリの女王クリスティー、きわめてミステリ的な作品である。広義のミステリと言っていいと思う。非常にユニークな小説で、これに似た小説はちょっと他に思いつかない。 主人公のジョーン・スカダモア夫人は娘夫婦が住むバグダードからロンドンに帰る途中、交通機関の支障のため砂漠の町で足止めをくらい、ありあまる時間をもてあまし、砂漠を散策しながらこれまでの自分の人生をとりとめもなく振り返る。夫、子供たち、友人たち、彼らとのやりとり、交わされた言葉、態度。自分は何を恐れているのか、何が自分を不安にさせるのか。自分をよき、よき母と信じるジョーンの自己イメージは揺らぎ始め、やがてがらが

    春にして君を離れ - アブソリュート・エゴ・レビュー
  • ごんぎつね殺し - 火薬と鋼

    ごんぎつねの感想の件が一部で盛り上がっている。 私も小学生の頃、ごんぎつねを読んで、妙なことを考えたことがある。 小学校4年生の頃、私は親の蔵書を読むのが好きで、横溝正史やアガサ・クリスティを読み漁っていた(山田風太郎もその頃読んだ)。そういう読書体験があると他でも話の裏を読もうと色々と考えてしまうものである。 国語の教科書にあった「ごんぎつね」を読んで気になったのは、語り手の茂平が来知るはずのない事柄を詳しく知っていることだ。兵十についてよく知っているのは伝聞だとか交流があったとか推測できるが、ごんについても色々と知っているのは子ども心に納得がいかなかった。 この疑問に対して、前述した作家の小説から影響を受けていた私は「茂平犯人説」を思いついたのであった。兵十に対するいたずらやその贖罪は実は茂平が行っていたものだったのだ。 しかし狐が登場する部分と茂平の関わりに整合性がとれず(当たり前

    ごんぎつね殺し - 火薬と鋼
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