個人的お気に入り度:8/10 一言感想:細かい描写にハッとする「家族」のドラマ あらすじ 野々宮良多(福山雅治)は優秀な学歴や仕事、家庭を自分の力で勝ち取ってきた人間だった。 しかし良多は6年間育ててきた息子の慶多の優しすぎる性格を不満にも思っていた。 そしてある日、良多は慶太が病院内で他人の子どもと取り違えられていたことを知る。 妻のみどり(尾野真千子)とともに、取り違えの相手である両親の斎木雄大(リリー・フランキー)とゆかり(真木よう子)と面会する良多だったが・・・ 「誰も知らない」「奇跡」の是枝裕和監督最新作です。 是枝監督の魅力といえば淡々とした描写の中にある豊かな人間描写、そして自然な台詞の数々です。 監督(脚本も担当)は「人は日常会話ではそれほど多くのことをしゃべらない」という考えのもと、台本に2行を超える台詞を書く事はほとんどないそうです。 しかし、その短いことばの端々には、
[あらすじ] 申し分のない学歴や仕事、良き家庭を、自分の力で勝ち取ってきた良多(福山雅治)。順風満帆な人生を歩んできたが、ある日、6年間大切に育ててきた息子が病院内で他人の子どもと取り違えられていたことが判明する。血縁か、これまで過ごしてきた時間かという葛藤の中で、それぞれの家族が苦悩し……。(yahoo映画より) [感想] 結論から言ってしまうと『そして父になる』は、タイトルそのままに福山雅治演じる野々宮良多が「父」になる成長話である。冒頭、良多の息子”慶多”が小学生受験で面接をするシーンから始まる。ここで良多はいわばお受験用に取り繕った会話を続けるのであるが、そう言えば青山真治の『レイクサイドマーダーケース』もお受験が絡んでいたよなーと、最近はお受験が一般層にも注目されているし、”成長”というテーマを持った映画でお受験を使うのはなかなか上手いなと思わされた。 さて、『そして父になる』は
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