バーブル・ナーマ、読み終えました。 通勤中に少しずつ目を通すだけだったので、時間がかかりました。 前提知識なしに目を通しただけでは、多分、楽しめるものではないはずです。 それでも、個人的には、感銘を受けたところもあります。 読み終えて再認識。 やっぱりバーブルはすごい奴だった。 彼の人生は、無理ゲーから始まります。 11歳で君主になり、しかもいきなり東西からの侵攻を受けるところから始まるのです。 部下も主人をナメきっていて、勝手にサマルカンドの主であるバイスングルの名前でフトゥバをよませたりします。 このままでは親戚に殺されるというのもあって、ヒィヒィ言いながらもなんとかサマルカンドを攻め落とし、一躍大君主になりますが……ここでまた、部下が裏切ります。 特にタンバルは、彼がベグにしてやったのに、いきなりフェルガナ地方に戻って自立してしまうのです。 で、右往左往している間に北方から外敵のウズ