左)ジョルジュ・フーケ作 《真珠とエナメルの花》 1900年頃 真珠、エナメル、ダイヤモンド、金 右)《カクテルリング》1950年頃 ダイヤモンド、ルビー、プラチナ 国立西洋美術館 橋本コレクション Photo:上野則宏 数千年に渡って私たちが身につけているもの、指輪。単なるアクセサリーとしてではなく、時にはお守りとして、時には実用的な印章として、また時には愛のカタチとして私たちは指輪を着けてきた。その指輪が古今東西から集められた「橋本コレクション 指輪 神々の時代から現代まで - 時を超える輝き」が2014年7月8日(火)から9月15日(月・祝)まで国立西洋美術館で開催される。 橋本コレクションは、古美術蒐集家として名高い橋本貫志(はしもと・かんし)が集めた指輪約760点、およびその他の宝飾品や石など約110点で構成。指輪の制作年代は古代から現代に及び、製作地もヨーロッパだけでなくアジア