10日、クマを射殺した現場付近に立てられた、注意を促す看板=秋田県鹿角市 秋田県自然保護課は13日、クマに襲撃されたとみられる4人の遺体が相次いで発見された同県鹿角市十和田大湯の山林で10日に射殺したクマの体内から、人体の一部が見つかったと明らかにした。 現場の山林付近では5月下旬以降、タケノコや山菜を採りに来ていた男性3人と女性1人の計4人が死亡した。県警によると、ひっかき傷など遺体の状況から、いずれもクマに襲われた可能性が高い。 4人目の遺体が見つかった10日、地元猟友会が体長1.3メートルの雌のツキノワグマを射殺。解体して調べていた。