リチャードソンの写真の回りには、事件に関する記述でびっしりと埋められている=横浜開港資料館提供 【古沢範英】幕末の1862年の「生麦事件」で殺害された英国人商人チャールズ・リチャードソンの生前の写真が初めて見つかった。これまで事件直後の遺体の写真1枚しか確認されていなかった。151年になる14日から、横浜市の横浜開港資料館で公開される。 見つかったのは、立ち姿のリチャードソンが片手を柱に寄せてポーズをとっている写真。幕末に日本に滞在した英国人ジェームズ・キャンベル・フレイザーの写真帳にあった。 リチャードソンは事件の2カ月前まで約8年間、上海で過ごした。フレイザーとは上海で知り合い、名刺代わりに写真を交換したものらしい。 続きを読む最新トップニュースこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサー