ラグラン・スリーブ【raglan sleeve】 ラグラン・スリーブとは、袖付けが、ネックラインから袖下にかけて斜めに切り替えてあり、肩と一続きになっている袖の形。 コート等に見られるが、肩や腕が動かしやすく着脱も楽なため、Tシャツやスポーツやトレーニング用のウェア、ユニフォーム等にも多くみられる。 名前の由来は、1815年のナポレオン戦争最後の戦闘である「ワーテルローの戦い」で右腕を失った初代ラグラン男爵(Baron Raglan)が、負傷者の衣服の着脱を考慮して考案したと言われている。 動きやすさの他、肩幅が広い人が、ラフさ、柔らかさを出したいコーデにも適している。公開:2016年11月08日 更新:2024年07月15日 【種別】袖(そで)、袖付け 解説:溝口 康彦 (株)フィッシュテイル 代表 視覚からファッション情報を検索するサイトを運営するとともに、服飾・ファッション専門用語