瀬地山角先生の『お笑いジェンダー論』という本を読んだ。 お笑いジェンダー論 作者: 瀬地山角出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2001/12メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 16回この商品を含むブログ (8件) を見る 瀬地山先生の『ジェンダー論』といえば東大教養学部ではほとんどの学生が知っている名物講義で、900番講堂(駒場で一番収容人数の大きい教室)はいつも多くの学生で埋め尽くされていた。もっとも、僕自身は講義を受けたことはなかった。先日、五月祭のとある企画を見に行ったのだけど、そこではじめて瀬地山先生の話を聞いて、「ああ、こんなに面白い話をする人だったら講義も受けておくんだったな」と少し後悔した。 この『お笑いジェンダー論』はそんな瀬地山先生によるジェンダー論の本なのだが、「お笑い」と謳っている割には、(瀬地山先生には大変申し訳無いのだけど)正直あまり笑えない。語り口は
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