7月23日夜、理化学研究所の発生・再生科学総合研究センター(CDB)でSTAP現象の再現実験に参加している小保方晴子研究ユニットリーダーが帰る途中、NHKの記者やカメラマンに追い回され、軽いけがを負う事件が発生した。小保方氏の代理人、三木秀夫弁護士はNHKに強く抗議。24日午後、NHKの記者ら3人が三木弁護士を訪れ「取材方法に行きすぎがあった」と認め謝罪したという。この事件は主要各紙も取り上げたものの、扱いは小さかった。NHK自身は全く報じていなかった。NHKはこれまでも自身の不祥事をNHKニュースで取り上げてきたことはあったが、今回のことは不祥事と認識していないのだろうか。 三木弁護士は日本報道検証機構の取材に応じ、事件の全容をメールで回答した(全文を後掲)。小保方氏本人と付き人、当日取材したNHK記者に聞いた内容をまとめたものだ。そこから浮かび上がったのは、パパラッチのごとき度を超えた