最終更新:2018年6月23日 著者:安部龍太郎 『等伯』 上下巻 出版:文藝春秋社 第148回直木賞受賞(平成24年度上半期) 2015年9月文庫化 戦国・安土桃山の世を権力者、運命に翻弄されながら、単身で狩野派、狩野永徳と絵画で天下を競い合った絵師・長谷川等伯の生涯を描いた渾身の一作。等伯が身命を賭して描きあげた代表作「松林図屏風」は当時も高い評価を受け、現在でも国宝として現存する。 天下に名を轟かせるまでの等伯の波瀾万丈の人生を、安部氏が等伯の心の深淵まで掘り下げ、その内面の葛藤や苦悩、悲哀を見事に描き切った、まさに直木賞受賞作に相応しい作品だ。 (長谷川等伯 「松林図屏風」) 等伯 上 (文春文庫)posted with ヨメレバ安部 龍太郎 文藝春秋 2015-09-02 Amazonで見るKindleで見る楽天ブックスで見る楽天koboで見る7netで見る ISBN-10: 4