ワラ人形(藁人形)セット posted with カエレバ 新潟モール Amazon 楽天市場 「呪い」「祟り」という言葉を聞いて、まず何が頭に浮かぶだろうか。藁人形に五寸釘を打ち付ける姿? 醜悪な様相で恨み言を呟く人? 聖なるものを穢し災厄を受ける愚者? ――思い浮かぶのはどれもこれも恐ろしく、負の感情に身をやつした人間の姿ばかりだ。 私のイメージする「呪い」や「祟り」もまた、そのような人間の暗黒面が流れ出たようなものだった。だがそもそも、「呪い」とは、「祟り」とは、いったい何物なのだろう。両者が意味するところは同じであるようにも感じるが、明確な差異はあるのだろうか。 「呪い」と「祟り」の相違点・共通点 両者は、いずれも人に禍害を及ぼす現象を指す言葉である。しかし調べてみると、いくつかの相違点があるようだ。 ニュアンスとしては、「呪い」は“人”による人為的な怨恨に基づくものとしての意味合