2008年10月27日から4日間、米ロサンゼルス近郊サンタモニカで開催された「Digital Hollywood Fall 2008」。後編では、ケータイやウィジェットと呼ばれるミニアプリケーションを用いて、ユーザーとのコミュニケーションを図り、嗜好(しこう)性を把握し最適な広告配信を手がけようとしている実例について紹介していこう。(前編は「米国ターゲティング広告最新事情はいかに?」を参照) 音声をインターフースに用いたパーソナルQ&Aサービス「Cha Cha」 ケータイにおいて一番ネックとなるのがテキスト入力。音声をテキスト化する自動音声認識技術の応用が期待されているが、音声をインターフェースに使ったサービスのベンチャー企業、米チャチャがDigital Hollywoodのセッションに参加していた。 同社の「Cha Cha」は、音声で吹きこまれた質問にSMS(ショート・メッセージ・サービ