社会の閉塞感が大きくなり、財政赤字等で色々なものを削減しなければならない状況で、社会は「骨粗しょう症」になりつつあるのではないか。より健康体になるには、文化財のデジタルアーカイブ化を日本社会の中に位置づけていく必要がある。日本では1990年代初め、デジタルミュージアムという概念が広まり始め、世界的にも早くから主張してきた。しかしその後、全社会的な規模で推進されているとは言えず、個々の研究機関が実行していることを総体として横ざしにすることが進んでいない。既存の制約の中で新しいデジタル化の位置づけを社会全体で考えることが、この機構を立ち上げた原点である。ただし、デジタル化にはリアリティがなく、サスティナビリティにも問題があり、セレンディピティに欠けている。全体性が捉えにくく、失った場合に見つけることが困難という側面もある。デジタル化以前の文化や歴史の復元は、少ない資料を元に推移をたどる事でしか
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<おおさか発・プラスアルファ> ◇公開、管理にルールを 各地の名だたる寺院で、国重要文化財などに指定された障壁画が、相次ぎ複製品に入れ替わっている。劣化や盗難から守るために本物を収蔵庫などに保管し、代わりに精巧なデジタル複製品を観覧用に使う。90年代から始まって今や文化財保存の方法として定着しつつあるが、本当にこれでいいのかという違和感も残る。 ■400年若返って 昨年12月17日、南禅寺(京都市左京区)大方丈で、障壁画の複製84面がお披露目された。16世紀、安土桃山時代の狩野派の作であるオリジナルは、収蔵庫に収められた。 「制作から50~100年経過した状態の再現」がコンセプトだ。デジタル撮影された画像を日本画家の大野俊明・成安造形大教授が5年がかりで加工、制作時の色を再現したり剥落部分を補ったりし、複数の美術史家が監修した。約400年若返った姿は、数日前までその場にあった本物より明るく
東日本大震災の記録を後世に残そうと、写真や動画、サイトなどを収集保存してインターネット上で公開する「デジタルアーカイブ」の取り組みが今年、本格化した。通信可能なデジタル機器が普及し、誰でも手軽に記録できるようになったことを背景に、Google、ヤフーといったネット企業や研究機関などによって多様なプロジェクトが立ち上がっている。その反面、ネット上での公開や2次利用の手続きが煩雑な著作権問題など、デジタルアーカイブの抱える課題は少なくない。どうしたら東日本大震災の記録を利活用し、未来へ伝えていくことができるのか。試行錯誤が始まっている。 震災直後、ネット企業の動きは迅速だった。既存のサービスを活用して、デジタルアーカイブに取り組んだのは、Googleだ。「発生から1週間後に復興を見据えた中長期的なプロジェクトの議論を始めていました。その中で、震災前の景色やコミュニティのお祭りなど思い出の映像を
ホームミュージアムレポート 当社では、システム開発・保守事業を推進する傍らで、ユーザ外の皆様を含めた博物館の関係ご各位に可能な限りの情報提供を行っております。 軽い読み物から取材記、各種考察記事まで随時掲載いたしますので、ぜひお目通しください。 ミュージアムの資料データベースとその魅力を利用者にどう届けるか、さまざまな「届けるための努力」の現場を取材しました。 More 当社スタッフの独自取材による学芸現場の「いま」のレポート。お手元にもお届けしております。 More 当社スタッフの気ままな業界調査報告書。ミュージアム関連のホットな話題がいっぱいです。 More 日本中のミュージアムを飛び回る当社代表による博物館見聞録。「MAPPS」の足跡も綴りました。 More IT事情から自治体の文化政策まで。ミュージアム周辺の話題を当社なりに考察いたします。 More システムを賢く利用するためのT
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平成 23 年 10 月 14 日 文化庁長官官房著作権課 電子書籍の流通と利用の円滑化に関する検討会議 「図書館と公共サービスの在り方に関する事項」に係るまとめへの意見 一般社団法人 日本電子出版協会 ◆1.基本的な考え方 ア.出版文化の主体は、民間であり、その成長の役割は民間である出版者、著者、読者が 主体的に負うものである。官は、それを支えるものに過ぎない。国道と同じようにインフ ラのみを提供すべきであり、その上を走る「知の輸送業者」は民間であるべきである。ま た多様な事業者がインフラを活用できるよう、配慮することも必要である。 イ.官が民間のデジタル化を支援、強化する必要があることは確かであるが、民間の自律 的な活動を促す方向であるべき。 ウ.出版者がデジタル技術を手に入れたので、将来絶版は無くなり、知の集積も、利活用 も民間が主体となりうる。 エ.利便性の面から、過去の出版物だ
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