米OpenAIは7月18日(現地時間)、軽量で安価なマルチモーダルAIモデル「GPT-4o mini」を発表した。アプリ開発者向けのAPIは従来のハイエンドモデルより1桁安く、GPT-3.5 Turboよりも高性能としている。 価格は入力トークン100万当たり15セント、出力トークン100万当たり60セント。100万トークンは標準的な英語の書籍の約2500ページに相当する。 ChatGPTのFree、Plus、Teamプランのユーザーは同日からGPT-3.5 Turboの代わりにGPT-4o miniを使えるようになっている。Enterpriseプランでも“来週から”アクセスできるようになる見込み。 名称通り、5月に発表した「GPT-4o」の小型モデルだ。「o」はomni(全方位)を意味し、マルチモーダルを表している。APIでテキストと画像をサポートしており、将来的には動画と音声の入出力も