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  • DNSを変更するとネットワークは速くなるか | IIJ Engineers Blog

    はじめに あえてどことは言いませんが、先日某サイトで「ネット速度を高速化する方法」としてDNSサーバの設定をpublic DNSサービスに変更する記事が出てました。その記事の結論としては「変更しても大差ない」というものでしたが、DNSでネットワークを高速化するというこのような記事は何年も前からときどき見かけます。いい機会なので、このあたりについてもう少し深く掘り下げて考えてみましょう。 ※この記事では、とくに明示しなければDNSサーバとはキャッシュDNSサーバ(フルサービスリゾルバ)を指すものとします。 DNS応答の速さ DNSの設定を変えることによりネットワークの速度が速くなるとすれば、(1)DNSそれ自体の応答が速くなるか、(2)その後のWebアクセスが速くなるか、のどちらか(または両方でしょう)。このそれぞれについて検討してみましょう。 前者が速くなると画像やJavascriptなど

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  • 「認証」を整理する | IIJ Engineers Blog

    英語の「Authentication」を整理する ここからは先ほどの分類で言うところの「ユーザ認証」としての「認証」、つまり英語の「Authentication」に該当する「認証」について、さらに整理を進めていきます。 先ほど、「ユーザ認証」を「システムを利用しようとしているユーザを、システムに登録済みのユーザかどうか識別し、ユーザが主張する身元を検証するプロセス」と説明しました。「ユーザの識別」と「身元の検証」はユーザ認証に欠かせませんが、実際は他にも「ユーザの有効/無効状態の確認」や「検証に成功した場合の身元の保証(アクセストークンの発行等)」などの処理も一般的にユーザ認証のプロセスには含まれます。 ここで冒頭の「○○認証」を振り返りましょう。パスワード認証、SMS認証、指紋認証、顔認証は実はここで言うユーザ認証には該当せず、ユーザ認証中の一処理である「身元の検証」を担っていることがお

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  • 一般のご家庭に1PB(1000TB)のHDD | IIJ Engineers Blog

    九州支社技術部(九州・中四国事業部)所属。自作パソコン好きで、ハードウェア選定の仕事を与えると喜ぶ。最近は何でもコンテナにしたい教に入信し、コンテナ化の機会を虎視眈々と狙っている。 【IIJ 2023 TECHアドベントカレンダー 12/11の記事です】 こんにちは、九州支社技術部(九州・中四国事業部)所属のy-morimotoです。 ふとしたことから、自宅に大容量の記憶媒体が欲しくなる時があるかと思います。 最近では、単体で22TBなHDDや、30.72TBなSSDなど、ラックマウントサーバ的な物を使わなくても、大容量が準備しやすい時代になりました。 ただ、1PB(1000TB)を目指した際に、意外とつまずきポイントがあったので、今回ご紹介させて頂きます。 今後、ご自宅に1PB(1000TB)を置かれる際の参考になれば幸いです。 1.USB接続の限界 簡単にHDDを接続する方法、まず思い

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  • なぜ、スクラムが上手くいかない・しっくりこないと感じるのか考えてみよう | IIJ Engineers Blog

    なぜ、スクラムが上手くいかない・しっくりこないと感じるのか考えてみよう 2023年06月20日 火曜日 どうも名古屋支社の北河です。 今回はスクラムの “ちょっと” した感じ方について取り上げていきたいと思います。 スクラムを実践している方はスクラムガイドを一度は読んだことがあるかと思います。読んでみると、軽量級やシンプルといったキーワードが目に入ってきます。 そしていざスクラムを実践し始めるとこんな声を聴きます。 「う~ん、難しい。上手くいかない」「なんかしっくりこない」「これで良いのかな?」と。 ということで、なぜ上手くいかないと感じるのか、しっくりこないと感じるのか、を自分の解釈を交えて考えてみたいと思います。 スクラムとは アジャイルの価値や原則を満たすプラクティスを組み合わせたフレームワークの一つです。 アジャイルスクラムを混同していたり、違いって何?というケースを見かけますが

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  • アジャイルとプロジェクト管理 | IIJ Engineers Blog

    名古屋支社開発チームのスクラムマスターとして日々奮闘中。よいサービス、よいプロダクトは楽しく元気なチームから生まれると思っています!関わる人すべてが笑顔になるために、私は何ができるのだろうか・・・。 みなさんこんにちは。 突然ですが、アジャイル開発をしてみたい!と思ったことはありますでしょうか? 『Agile』を辞書で調べると『機敏』、『敏捷』、『俊敏』、『素早い』・・・と、とにかく早そうな意味が出てくるかと思います。 読んで字のごとく、なんだかプロジェクトが早く回って、なんだか会議の時間も短くて、なんだかどんどんサービスや機能ができていくイメージがほわほわと浮かんでくるのではないでしょうか? 今回は「アジャイル経験者から見たアジャイルプロジェクト管理」を私の感想からお話しします。 アジャイル開発をしていて嬉しかったこと 私が良かったと思う瞬間は「顧客と一緒にサービス作り、リリースできた

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  • 自宅でLAN工事してみた | IIJ Engineers Blog

    仕事:基盤エンジニアリング部基盤技術部所属。2001年IIJ入社以来、お客様に提供するサービスを裏側から支える部署でサーバインフラの業務に従事。サービス向けのプライベートクラウドを作る業務から、サーバに詳しくなり、ストレージ・ネットワーク・配線工事・電気・データセンターにも興味を持つ日々。白井DCCのサーバールーム内のフロア設計するにあたりデータセンターチームと共同で仕様を検討。 ◆資格:第二種電気工事士/工事担任者(総合通信) ◆趣味:安い航空券を見つけて旅に出かけること 【IIJ 2022 TECHアドベントカレンダー 12/16(金)の記事です】 はじめに 私の家族構成はと子供二人です。これまで住んでた家が手狭になり、上の子が小学生になるタイミングでちょうどよい物件を見つけ、引っ越しました。 その物件には、共用設備としてマンションインターネットが敷設されていて、共用部から専有部

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  • GitHubで始める、場所に依存しないグローバルチーム開発 | IIJ Engineers Blog

    IaaSサービスの仮想化レイヤで設計・開発や構築・管理の自動化をしています。新しいテクノロジーに釣られてあっちへふらふら、こっちへふらふら。 【IIJ 2022 TECHアドベントカレンダー 12/6(火)の記事です】 はじめに こんにちは、IIJでクラウドサービスの提供に携わっております、栗原です。 私たちのチームでは現在、IaaSを提供するうえでお客様にリソースを提供する基盤となるサーバ・ネットワーク仮想化について、技術や製品のキャッチアップ・検証、これらを活用したサービスのリファレンスとなることを目指した設計・開発を行っています。 従来の組織では基盤運用にリソースの多くが割かれており、継続的な新規開発を行うのが難しい状況でした。 そこで開発能力を強化し、また対応範囲を拡大していくためにこの1年で始動した私たちチームですが、大きな特徴としてベトナム法人である IIJ Global So

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  • リモートディレクションへの道〜インカム編〜 | IIJ Engineers Blog

    1995年にIIJメディアコミュニケーションズ入社。それより映像とインターネットの間をさまようエンジニアとなる。2005年よりIIJ勤務。2017年よりVidMeetを主宰。SNSはLinkedInにて。 まずは、この映像をご覧ください。 このムービーは関西放送機器展(2022年7月)のIIJブースで撮影したものです。音を出しているのはRIEDEL Communications社のインターカム装置で、オタリテック様ブースにある対向装置から筆者が話しかけています。そしてIIJブースとオタリテック様ブースはIIJ社製サービスアダプタ「SA-W2L」によりVPN接続されており、互いのインターカムを異なる地点でつなぐデモを実施していました。 と、これだけではごく当たり前に聞こえる話ですが、このVPN接続はモバイル網経由で行われたところが今回の鍵です。 インターカムは放送制作現場で長らく、そして必ず

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  • 今年も「夏の甲子園」ネット配信やってます | IIJ Engineers Blog

    開発・運用の現場から、IIJエンジニア技術的な情報や取り組みについて執筆する公式ブログを運営しています。 「夏の甲子園 」ネット配信 今年も夏の風物詩「全国高等学校野球選手権大会」通称「夏の甲子園」がはじまりましたね。全国47都道府県の49代表校の高校球児が今まさに阪神甲子園球場で戦っているわけですが、IIJは今年も地方大会から試合のネット配信に携わっています(※)。 (※)当社は、朝日新聞社および朝日放送テレビが提供する高校野球の総合情報サービス「バーチャル高校野球」のネット中継に、年もIIJの動画配信プラットフォームが採用されたことをお知らせいたします。バーチャル高校野球では、地方大会約3200試合をインターネットで無料配信し、8月6日から開催している大会を全試合配信いたします。 ──プレスリリースより一部、抜粋。詳細はこちら。 今年は、6月18日に沖縄で行われた試合(厳密には

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  • スクラムフェス大阪2022に登壇しました! | IIJ Engineers Blog

    名古屋支社所属。新しい技術・怪しいデバイス・GISが好き。名古屋から影響力のある開発チームを作って発信していくのを目標としている 名古屋からこんにちは。名古屋支社の北河です。 登壇からかなり時間がたってしまいましたが(書くのが面倒くさかった訳ではないですよ!)、スクラムフェス大阪2022(6/17-18)で登壇しましたので、そのレポートを書きたいと思います。 スクラムフェス大阪とは何ぞや?って方は過去のblogをぜひ読んでみてください。 参加の動機 昨年のスクラムフェス大阪2021から登壇を始めましたが、 とにかく私たち名古屋技術4課のことを多くの人に知ってもらいたい!知って貰って横の繋がりを広げたい! が一番のモチベーションとなります。なので、よーーく覚えてもらえると嬉しいです! 応募したプロポーザルはリンク先を参照してください。 印象に残ったセッション やはりKeynote抜きでここは

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  • 前編:Elasticsearchの機械学習分析による類似ドメイン検知  | IIJ Engineers Blog

    九州支社で技術リサーチやビジネス開発などの業務を行っています。将棋が好きで、棋力はウォーズ二段ぐらいです。 Elasticsearchの機械学習機能 今回はElasticsearchの教師あり機械学習(ML)機能とそれを使った類似ドメイン検知についてご紹介します。 Elasticsearchは無償(一部機能を除く)で利用できるデータ分析・可視化ツールです。一般的にはログやテキストデータの保存や検索、可視化などで使われることが多いでしょう。そのElasticsearchでML機能が使えることはご存知でしょうか。 ElasticsearchのML機能は、2016年に Elastic社がPrelert社を買収したことで、バージョン6.1から追加されました。有償なのですが、試用ライセンスで30日間試すことが可能です。今回も試用ライセンスで検証しています。 MLには教師なし型と教師あり型があります。

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  • Power Automateで祝日名を出力する | IIJ Engineers Blog

    名古屋支社開発チームのスクラムマスターとして日々奮闘中。よいサービス、よいプロダクトは楽しく元気なチームから生まれると思っています!関わる人すべてが笑顔になるために、私は何ができるのだろうか・・・。 背景 IIJ名古屋支社 技術技術4課では、業務の開始と終了をTeamsを利用して宣言をしています。 (「リモートワーク」ではない出社のことを「ローカルワーク」と呼ぶのは “ローカルルール” でしょうか……。) 土曜日と日曜日はPower Automateの設定でTeamsへの投稿はされないのですが、祝日の判定をする設定はないので、改修前は無言のスレッドができていました。 Office 365 Outlookから祝日を取得する “祝日一覧作成”のような手作業を不要にするため、Office 365 Outlookの「日の休日」カレンダーを利用して祝日を取得しようと思います。 予定表からイベン

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  • CoreOS の初期設定ツール Ignition を試してみる | IIJ Engineers Blog

    こんにちは、クラウド部所属の r-fujii です。普段は IaaS の開発と運用をしています。 この記事では CoreOS の初期設定ツールである Ignition を紹介します。同種の OS 初期設定ツールとしては cloud-init が有名で広く利用されていますが、Ignition については触れたことのない方も多いかと思います。 記事の前半では Ignition の基を紹介しながら動作の様子を眺めます。後半では CoreOS 以外の Linux ディストリビューションで Ignition を動かしてみます。 cloud-init と User Data Ignition を扱う上で cloud-init の知識があると理解しやすいので、周辺知識の導入も兼ねて軽く触れておきます。ご存じの方はこの項目を飛ばして先に進んでいただいても大丈夫です。 cloud-init は名前の通り

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  • Docker Desktopを使わずにWindowsでDocker | IIJ Engineers Blog

    九州支社技術部(九州・中四国事業部)所属。自作パソコン好きで、ハードウェア選定の仕事を与えると喜ぶ。最近は何でもコンテナにしたい教に入信し、コンテナ化の機会を虎視眈々と狙っている。 こんにちは、九州支社技術部(九州・中四国事業部)所属のy-morimotoです。 WindowsDockerを使いたい時、多くの方はDocker Desktopを使われていると思いますが、実は他にもWindowsDockerを使う方法があります。 以前紹介させて頂いた「ブラウザだけでDockerしたい」といった方法もありますが、今回は「PCに直接インストールする」方法のご紹介です。 1.どうやるの? 単純ですが「WSL2のUbuntuでDockerを動かす」です。 意外と盲点だったりするので、簡単に導入手順をまとめてみました。 2.導入手順 導入手順は以下のとおりです。 WindowsTerminalをイン

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  • QUICをゆっくり解説(18):QUICバージョン2 | IIJ Engineers Blog

    Wiresharkの開発版であるバージョン3.7ではQUICバージョン2に対応しています。対応していないWiresharkバージョン3.6でパケットダンプを表示すると、バージョン2のInitialパケットが0-RTTパケットとして表示されて、硬直化に対抗しているなぁという感じです。 暗号鍵の生成の相違 「ハンドシェイク」では、イニシャル用の鍵が、クライアントが乱数的に生成したコネクションIDを元に作られると説明しました。QUICバージョン2では、生成過程のパラメータの値をバージョン1の値から変更しています。そのため、同じコネクションIDを入力しても、バージョン1とバージョン2では異なる鍵が生成されます。 硬直化への効果 QUICバージョン1のパケットの中身を覗いて動作する中間装置に対して、バージョン2はどれくらい効果があるでしょうか? QUICバージョン1では、中継したパケットの内、そのパ

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  • Teams で返信を予約する | IIJ Engineers Blog

    IIJ ネットワーク部アプリケーションサービス部・(兼)社長室所属。 メールサービスの運用業務に従事し、日々世界の悪と戦う一児の父親。社内 Power Automate エバンジェリスト(自称)。M3AAWG member / openSUSE Users / WIDE Project メンバー。趣味は大喜利。はがき職人。 ⇒ 前置きは飛ばして手順を見たい方はこちら みなさん、こんにちは。 Power Automate エバンジェリスト(自称)の古賀です。 Microsoft Teams のチャットで、 忘れずに返しておきたいんだけど、今、{深夜 or 休日 or 相手が取り込み中} なんだよな… と思ったことはありませんか? 立場が「上司 → 部下」なら、勤務時間外に業務命令をしたとも取られかねませんし、「部下 → 上司」だったとしても、そこまで緊急でない用件を、休日夜間に送るのは勇気

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  • IoT で「ソロモン」を育てよう (3/3) ー IoT プラットフォーム編 – | IIJ Engineers Blog

    電子工作からWeb開発まで広く興味を持つエンジニア。2020年からIoTサービスの開発に従事。趣味は、車でドライブ、望遠鏡で天体撮影など。 いよいよソロモン育成計画の最終回、IoT プラットフォーム編です。 稿は連載となっており「ソロモンって何?」って思われた方は、第 1 回のハードウェア編、第 2 回のソフトウェア編をご覧いただくことをお勧めします。 今回は、作ったシステムをより便利にするために、IoT プラットフォームである IIJ IoT サービスのいろんな機能を試してみます。 前回とは違い、IIJ IoT サービスは Web で設定するだけなので、難易度は低く手軽に使用できると思います。 では早速、設定して使ってみることにしましょう。 サービスの利用準備 まずは、IoT サービスで使うデバイスの設定をします。 今回は IoT サービスへの接続に LTE 網を使用したモバイルアクセ

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  • Let’s Encryptでワイルドカード証明書を取得する話 | IIJ Engineers Blog

    はじめに SoftwareDesign 8月号のDNS特集にて記事を書かせていただきました。みんな買ってね。 で、実は最初に書いてた原稿はもっと長かったんですけど、紙幅の都合で一部の内容については掲載を見送りました。せっかく書いたのに捨てるのはもったいないので、先日おこなわれたDNS Summer Day 2022で発表しようかと準備してたんですが、途中で気が変わって違う内容になりました。そんなわけで、最終的にエンジニアブログにて供養します。加筆修正しまくっているので元の原稿の気配はもはや残り香程度に漂うだけですが。 ACMEでdns-01チャレンジ サーバ証明書を無料かつ自動で取得できるサービスとして有名なものにLet’s Encryptがありますが、Let’s Encryptの仕組みはLet’s Encrypt独自のものではありません。ACME (RFC8555)として標準化されていて

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  • ファイル書き込みをするプログラムで気をつけた方がよいこと | IIJ Engineers Blog

    この記事について この記事では、ファイルに書き込みを行うプログラムを実装する時の注意点について説明します。 ファイル書き込みは、プログラミングにおいて比較的よく利用される機能でありながら、実装時に注意していないと、システムクラッシュ(意図しない電源の喪失や OS のクラッシュ等)後にファイル上のデータが整合性を失う可能性、平たく言えば、データが破損する場合があります。 今回の主な内容はトランザクションに関連する事柄で、ご存知の方からすると当たり前と思われることだと思われますが、執筆者がプログラミングの勉強を始めて以降知らない期間が長かったことと、他にもご存知ない方がある程度いらっしゃるのではないかと思ったため、このように記事にさせていただきました。 また、ここで説明する注意点は、クラッシュ後にデータの整合性が重要でない場合は、気を付ける必要がないものであることを先に書いておきます。 先にこ

    ファイル書き込みをするプログラムで気をつけた方がよいこと | IIJ Engineers Blog
  • kubectl execは禁止!? kubectl debugの勧め | IIJ Engineers Blog

    社会人生活の半分をフリーランス、半分をIIJで過ごすエンジニア。元々はアプリケーション屋だったはずが、クラウドと出会ったばかりに半身をインフラ屋に売り渡す羽目に。現在はコンテナ技術に傾倒中だが語りだすと長いので割愛。タグをつけるならコンテナ、クラウド、ロードバイク、うどん。 Kubernetes 1.23から標準で利用できるようになったエフェメラルコンテナ(Ephemeral Container)をご存じですか? セキュアにKubernetesを運用していくには必須の機能になることは間違いなく、IKE(IIJ Kubernetes Engine)では早速活用が始まっています。実利用に耐える環境が整うにはまだ少し時間がかかるかもしれませんが、今のうちから使いこなせるように紹介します。 エフェメラルコンテナ 一般的には聞きなれないかもしれませんが、IaaSを使っていればエフェメラル(Ephem

    kubectl execは禁止!? kubectl debugの勧め | IIJ Engineers Blog