「それって陰謀論じゃないですか?」闇の国家「ディープステート」を信じる著名人一人一人に会ってみたら…どうなった?
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沖縄返還交渉をめぐり、当時の佐藤栄作首相がニクソン米大統領と有事の際の核持ち込みに関する「密約」を結んだのは、日本国民に核アレルギーが根強い一方で、東西冷戦を背景に日本の防衛義務を担う米国の戦略にも配慮する、という苦渋の政治決断の結果だったといえる。 悲願の沖縄返還実現のためにも、やむを得ない状況だった。 ◆安保闘争◆ 沖縄返還は1969年11月の日米首脳会談で合意され、密約もこの時に結ばれたことがはっきりした。 佐藤氏は自らの長期政権の集大成として、沖縄返還に政治生命をかけて取り組んでおり、沖縄からの核兵器撤去も求めた。これに対し、米国は朝鮮半島有事などの緊急時を想定し、沖縄の在日米軍基地への核持ち込みにこだわった。 日本国内では、翌年に日米安保条約の自動延長を控え、政府内では反安保闘争の盛り上がりへの懸念が強まっていた。核持ち込みを表立って容認するなど、とてもできない状況だった。 最終
沖縄返還交渉をめぐる有事の際の核持ち込みに関する日米間の「密約」文書は、佐藤栄作首相(当時)の次男で元通産相の佐藤信二氏(77)が30年来悩んで保管してきたものだった。 公表に踏み切った背景には、政権交代によって、民主党が密約の存在の検証に本格的に動き始めたことがあった。 信二氏によると、1975年に佐藤元首相が死去して、親しかった新聞記者の一人に「形見分け」として元首相が生前、愛用していた机を譲ることになり、中身を整理するため引き出しを開けたところ出てきた。机は私邸(東京・代沢)の書斎にあった。発見時、信二氏は参院議員になったばかり。元首相は密約の存在を明かしていなかったが、引き出しから出てきた文書の持つ意味は政治家として十分理解した。 その後、80年代に入り、佐藤家に一人の学者が訪ねてきた。返還交渉で元首相の密使を務めたとされる若泉敬・京都産業大教授だった。若泉氏は「奥様(元首相の寛子
佐藤家で発見された、ニクソン米大統領と佐藤首相(当時)がサインをかわした合意議事録の写し。「トップ・シークレット」の文字がある 沖縄返還交渉を巡り、当時の佐藤栄作首相とニクソン米大統領の間で交わされたとされる有事の際の核持ち込みに関する「密約」文書を佐藤氏の遺族が保管していたことが22日、明らかになった。 密約の存在を裏付ける決定的な証拠が発見されたことになる。 外務省はこれまで文書の存在を否定してきた。日米間の密約の存否の検証を行っている外務省の有識者委員会の判断にも大きな影響を与えるのは必至だ。 佐藤家で発見されたのは、ワシントンで行われた日米首脳会談で極秘に交わされた「合意議事録」の実物。読売新聞社が入手した「合意議事録」の写し(英文2枚)は、1969年11月19日付で、上下に「トップ・シークレット(極秘)」とある。文末には佐藤、ニクソン両首脳の署名がある。 文書では、米側が「日本を
岡田克也外相が米軍の核搭載艦船の日本通過・寄港を黙認してきた「核密約」の存在を認める方針を固め、週明けにも密約の全容解明に向けた有識者による第三者委員会を設置することが分かった。複数の外務省関係者が明らかにした。外務省の内部調査で核密約の根拠となる「討議記録」の存在を裏付ける日本側文書がみつかったためで、第三者委員会の検証を経て年明けに最終報告を公表する。 外務省は、外相の指示を受け、省内に調査チームを設置。省内や在米大使館に保管されていた日米安保関係のファイルを対象に、密約に関する文書がないか調べていた。外務省筋によると、見つかった文書は核兵器の持ち込みに必要な事前協議の対象を定めた討議記録そのものではないものの、討議記録に盛られた合意内容が記されているという。
外務省に核密約裏付ける文書 保管資料調査で発見2009年11月21日3時2分 印刷 ソーシャルブックマーク 岡田克也外相の指示を受けた外務省の日米密約調査で、核持ち込み密約の根拠をなす文書である「討議記録」の存在を裏付ける日本側文書が、同省の保管ファイルの中から発見されたことが20日、分かった。日本政府の「(討議記録は)承知していない」とする従来の立場を覆すものだ。 外務省は、省内に保管されていた日米安保関係の2694冊、沖縄返還関係571冊、在米大使館にある約400冊のファイルを対象に、密約に関する文書がないか調べていた。調査は終了し、調査チームを率いた北野充・官房審議官(危機管理担当)が同日、外相に調査結果を報告した。岡田氏は来週にも第三者委員会を発足させ、文書の分析や意義の検証をする方針。 討議記録は60年1月の日米安保条約改定直前に日米間で交わされ、核兵器の持ち込みに必要な事前協議
72年の沖縄返還の交渉責任者だった吉野文六・元外務省アメリカ局長(91)が12日、返還協定で日本が米国に支払うと定められた3億2千万ドルのうち、核兵器撤去費とされた7千万ドルについて「どんぶり勘定だ」と述べ、日本側だけで決めた積算根拠のない額だったと明らかにした。核兵器撤去を大事業と印象づけ、撤去を求める世論に返還の意義を訴える狙いがあった。 吉野氏は12月1日、沖縄返還の「密約文書」の存否をめぐる情報公開訴訟で、証人として出廷する。これを前に、朝日新聞の取材に語った。 鳩山政権は、核兵器を積んだ米艦船の日本への寄港・通過は「核持ち込み」に当たらないなどとする日米間の密約4件の調査を進めている。吉野氏はこのうちの、米軍の用地を田畑などに戻す「原状回復補償費」を日本が肩代わりするとした沖縄返還密約の当事者。米側が本来負担するはずの補償費400万ドルは核兵器撤去費の項目に潜り込ませていたこ
日米の核持ち込み密約をめぐり、大平正芳外相とライシャワー駐日米大使(いずれも当時)の63年の会談で解釈を確認した翌年にも米側は日本側に再確認を図っていたことが分かった。大平氏らが密約に矛盾する国会答弁をしたことを懸念したためだ。 国際問題研究者の新原昭治氏がこの事実を示す米公文書を米国立公文書館で発見、1日に発表した。 密約は、核兵器を搭載した米艦船の日本寄港・通過は日米間の事前協議が必要な核の「持ち込み」に当たらないとする内容。大平氏の問題の答弁は64年2月に行われ、同年3月9日の駐日米大使館から国務省への文書で、野党議員が大平氏に「第7艦隊の艦船が核兵器を積んでいれば事前協議が必要、と(答弁で)事実上認めさせた」と報告している。 文書によると、3月5日に懸念した大使が朝食会でこの問題を指摘。大平氏の発言は不明だが、答弁内容は問題にはならないとして気に留めていなかったという。文書は
鈴木宗男衆院外務委員長(新党大地代表)は30日、国会内で岡田克也外相と会談し、米軍の核搭載艦船の寄港などの日米「核密約」について協議。同日夜、鈴木氏はBS番組で「臨時国会が開かれたらすぐ外務委員会に歴代事務次官を参考人招致し、真相を明らかにしたい」と語り、同委員会で密約問題を徹底追及する考えを示した。
米軍艦船の核兵器持ち込みに関する地元自治体の照会について、外務省が、従来回答の根拠としてきた「事前協議の有無」に言及せず、持ち込み否定の根拠を変更したことが25日、明らかになった。 全国初の例として、高知県に同日回答したもので、新たな根拠として「米軍艦船には核搭載の能力がない」ことをあげている。外務省は、変更の理由として、民主党政権になり、岡田外相から指示があったためだとしている。 高知県によると、同県は高知港に来月寄港予定の米海軍救難艦「セーフガード」について、核兵器搭載の有無を外務省に照会した。これに対し、外務省は25日、「当該の米軍艦船には核の搭載能力がない以上、核兵器を搭載していないことにつき、政府として疑いを有していない」と口頭で回答した。 同様の照会への回答や国会答弁などで、外務省はこれまで一貫して、「事前協議が行われない以上、核の持ち込みがないことを政府として疑っていない」と
国会内で会談に臨む(左から)共産党の穀田国対委員長、市田書記局長、志位委員長、民主党の鳩山代表、岡田幹事長、山岡国対委員長=10日午後 民主党の鳩山由紀夫代表と共産党の志位和夫委員長が10日、国会内で会談し、志位氏は鳩山氏に、米軍の核搭載艦船の日本通過・寄港を黙認したとされる日米両政府の「核密約」問題に関連する関連資料を提供した。これに対し、民主党側は新政権として調査に当たることを約束した。 会談には外相就任が内定している民主党の岡田克也幹事長が同席。志位氏が「密約文書」とされる1960年に駐日米大使が米国務省にあてた電文の写しを手渡し、鳩山氏は「ありがたい。事実が大事だ」と述べた。岡田氏は「代表も私も密約問題については、明らかにすべきだとの立場だ」と述べ、外務省に調査させる考えを示した。 両党は引き続き党首会談を実施することで合意。志位氏は、共産党が「建設的野党」として政策ごとに協力する
核兵器を積んだ艦船などの日本立ち寄りは核の「持ち込み」に当たらないとの日米の密約について、外務省の薮中三十二事務次官は24日の記者会見で、持ち込みの定義をめぐり、「そのときどきの話はあったと承知している」と述べ、日米間で議論があったことを認めた。今後、密約をめぐる文書の有無を調査するかについても含みを持たせた。 総選挙での政権交代をめざす民主党は、密約問題を追及する構え。鳩山代表は米国でも調査したうえで、半年から1年で結論を出す方針を打ち出している。また、鳩山氏は首相就任後、米側に「持ち込み禁止」の確約を改めて求めるとしている。これまで「密約はない」と完全否定してきた外務省が、民主党政権が現実味を帯びる中、姿勢を修正しつつあるとも言える。 薮中氏は、日米間で事前協議が必要となる持ち込みに「立ち寄り」が含まれるかどうかなどについて、「かつていろいろなやりとりがあったということは、我々とし
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