毎日新聞の電子版に、湯浅誠氏のインタビュー記事が出ていました。タイトルは「『学力のすすめ、資格で自己防衛を』というものです。私は湯浅氏の活動姿勢には誠実なものがあるし、活動を通じて得た現状認識をベースにした問題提起には、注目すべきだと思っています。ですが、この記事、特に以下の部分には引っかかるものを感じたのも事実です。 「(前略)これまで日本の社会では、学校で点数をとる勉強をしていれば、卒業式が終わると自動的に企業が引き継いでくれて、社会人として一から育ててもらえた。『パイプライン』がつながっていたんですが、そこに『穴』があいてしまった。」 ――「穴」から落ちてしまう子がでてきたんですね。 「落ちないためにどうすればいいか、具体的な知恵が必要なのに、学校も企業も『コミュニケーション能力』とか『生きる力』など、抽象的なことしか言えない。子供たちにしてみたら、どうやって身につけていいかわかりま
鍼に特異的効果はあるか?この疑問に答えるのは難しい。鍼治療を受けた患者の集団と、無治療の患者の集団を比較して、統計的に有意差があったとしても、その差は鍼の特異的効果に由来するものではなく、プラセボ効果に由来するものかもしれないからだ。普通の薬の場合は、特異的効果の有無は、二重盲検法で測定される。二群に分けられた患者の一方は実薬を、もう一方は不活性な偽薬(プラセボ)を投与される。薬なら、不活性な偽薬を作るのはさほど困難ではない*1。しかし、不活性な鍼などというものを作るのは可能か?鍼の対照として、浅く打つ、経穴をはずして打つ、偽鍼を使うなどの方法が使用されている。「代替医療のトリック」では、伸縮して皮膚に突き刺さるように見えるだけでなく、鍼を支えて「刺さったまま」にでき、皮膚に軽い刺激を与える伸縮鍼が紹介されている。 エクセター大学の研究グループがこの伸縮鍼を使ってプラセボ鍼治療を行ったとこ
放浪息子 (1) (BEAM COMIX)posted with amazlet at 11.01.26志村 貴子 エンターブレイン Amazon.co.jp で詳細を見る最近放浪息子というアニメがフジテレビで放送されているそうで、でそれが何か同性愛志向のキャラクターがいるとかでtwitterで反感を呼び、そしてその反感がtogetterで晒し上げられて「ホモフォビア(同性愛嫌悪)」として非難を浴び、そうすると今度はそのtogetterでの晒し上げが「言葉狩りだ!」と別のtwitterアカウントで非難されるという、ややこしい騒動がネットの片隅で起きていました。 「放浪息子」をめぐるホモフォビア(同性愛嫌悪) - Togetter 嫌悪表明問題 - Togetter で、まぁそりゃあ「このキャラクターホモだから嫌い」なんていうのは明確に差別的発言だと思うし、そういう言葉を言っちゃった人たちが
1968年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院政治・国際学研究科博士課程修了。Ph.D(政治学・国際学、ウォーリック大学)。主な業績は、『逆説の地政学』(晃洋書房)。 上久保誠人のクリティカル・アナリティクス 国際関係、国内政治で起きているさまざまな出来事を、通説に捉われず批判的思考を持ち、人間の合理的行動や、その背景の歴史、文化、構造、慣習などさまざまな枠組を使い分析する。 バックナンバー一覧 菅直人政権が内閣改造・党役員人事を行った。参院で問責決議が可決された仙谷由人官房長官、馬淵澄夫国土交通相の交代が第一の目的だったが、最も注目を集めているのは、与謝野馨氏の経財相起用だ。 与謝野氏は昨年4月に自民党を離党し、「たちあがれ日本」という新党に参加したが、自民党を除名された。比例で当選した議員が他党へ移籍することに対する処分だった。その
軍事施設だった甲子園、貴重写真で明らかになった「空白期」の姿 「野球の聖地」の別の顔、アメリカ人写真家が神戸市文書館に寄贈
菅首相は24日の施政方針演説で、「ねじれ国会」を踏まえて与野党協議を通じた「建設的な議論」を呼びかけた。 しかし、野党側は、自民党を離反した与謝野経済財政相が社会保障改革の司令塔になったこともあり、一段と反発を強めている。 自民党の谷垣総裁は、首相が社会保障改革の与野党協議を提案したことについて、国会内で記者団に「(衆院を)解散して現状を正直に国民に言って、その結果から出発すべきだ」と述べ、強硬な姿勢を示した。 谷垣氏はこれまで、「政府・与党がたたき台を示すべき」として協議に含みを持たせてきたが、党内には「応じたら案をまとめないといけない。解散してから協力すると言うべきだ」(伊吹文明元幹事長)などの声が多く、谷垣氏も対決姿勢を強めている。 与謝野氏に対する反発も、勢いを増すばかりだ。この日の本会議で経済演説を行った与謝野氏に対し、自民党席からは「議員を辞めろ」「信用できない」など激しいヤジ
参院選挙制度 議長案に対案を 1月25日 23時50分 参議院の選挙制度の見直しについて、民主党の有志の参議院議員は、西岡参議院議長が示した、全国を9つの地域に分け比例代表で選出する案を軸に議論が進むのは好ましくないとして、できるだけ早く対案をまとめることを確認しました。 25日の会合には、一川保夫参議院政策審議会長ら、定数が1人の選挙区選出の参議院議員7人が出席しました。この中で、出席者から、西岡参議院議長が示した、全国を9つの地域に分け比例代表で選出する案について、「1票の格差を是正するために単純に人口比例だけで選挙制度を見直していいのか」という意見や「複数の選挙区を合わせて1つにする『合区』なども検討すべきではないか」といった指摘が出されました。そして、西岡議長の案を軸に民主党内や与野党の議論が進むのは好ましくないとして、今後、党内の議員に幅広く参加を呼びかけ、学識経験者などの意見も
飯田泰之×宮崎哲弥 トークセッションに行ってきた 鄙/Hina blog http://since20080225.blogspot.com/2011/01/blog-post.html (質問者B)三点ほどよろしいでしょうか。一点目は先日菅総理が成長戦略として第三の道を提唱しました。それは福祉を産業として育てようというものでした。福祉関連の仕組みは非常に効率が悪いのが現状ですが、果たして福祉というのは経済を引っ張るような成長産業になるのか疑問を感じるのですが、どうお考えでしょうか? ・・・・・ (飯田)まず管さんの福祉の話はまったく仰るとおりでして、福祉という産業が日本経済の為になるということは、介護であるとか福祉サービスを受ける側が喜んでお金を払う、そういう状態になるということです。ところが、次のご質問にも繋がりますが、実際には法律でがんじがらめになっているために非常に典型的なサービス
第177通常国会が召集された1月24日、菅直人首相は(環太平洋自由貿易協定(TPP)締結への決意をあらためて表明した。アジア諸国やアメリカなどが連携して自由貿易圏をつくるというTPP構想への参加は、菅政権の目玉の一つ。だが、他国からの安い農産物が輸入されれば国内の農業が崩壊するという反対論が党内の農水族から噴出し、いったんは頓挫していた。 それでも、菅の決意は揺らがなかった。先日行われた内閣改造も、税制と年金の改革とTPP締結を見据えたものだった。 TPPに絡む最も重要な変化は、経済産業相に海江田万里を起用したこと。さらに農家出身の鉢呂吉雄に代わって、安住淳を国対委員長に抜擢。日本外交における経済開放の重要性を説いてきた前原誠司の外相留任と合わせて、貿易自由化に前向きな人材が揃った。新改造内閣は即座に、TPP締結を政権の柱とすることで合意した。 ■まずは財界との協力関係構築を 問題は、菅が
会見の模様は以下の通り。 [加藤雅志・国立がん研究センター広報室室長] 皆様、大変お待たせしました。これより、イレッサの和解勧告案に対する国立がん研究センターの見解について緊急記者会見を始めさせていただきます。 本日は、お忙しいところお集まりいただきまして誠にありがとうございます。それでは、まずはじめに出席者の紹介をさせていただきます。 独立行政法人国立がん研究センター理事長、嘉山孝正でございます。 理事長特任補佐の堺田正樹でございます。 企画戦略室室長、成田善孝でございます。 中央病院呼吸器腫瘍科呼吸器内科科長、田村友秀でございます。 がん対策情報センター薬事・安全管理室長、柴田大朗でございます。 中央病院看護部長、丸口ミサヱでございます。 また、本日はがん患者の立場から2名の方にご出席いただいております。 卵巣がん体験者の会「スマイリー」代表、片木美穂様でございます。 特定非営利活動法
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