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  • 緒方林太郎『郵政に関連する諸々(その1)』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 郵政民営化の見直しについて、衆議院で可決されました。「強行」採決だとか、まあ、色々なことが言われていますが、断片的にではありますけども思ったことを書き連ねておきます。 まず、「強行」ですが、メディアで見る限りはそう見えると思います。ただ、ここは国会内で色々なモノを垣間見ている私なりに解釈すると「自民党は押し切られるかたちで採決があることを望んでいた」というのが正しいところだと思います。少なくとも自民党はこのテーマについて正面から議論するのがとても嫌そうでした。手続き上の問題や他の問題を提起するなど、難癖つけて議論に応じないようにしたいという雰囲気を感じました。 昨年の株式売却凍結については最初から最後まで議論に出てきませんでしたし、今回

    緒方林太郎『郵政に関連する諸々(その1)』
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    biconcave 2010/06/01
    ま,ぶっちゃけ両方ともあまり審議したくない利害が一致したわけですよ
  • 緒方林太郎『労働者派遣法における専門26業務』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 現在、労働者派遣法改正が国会に上がっています。私は厚生労働の委員会には出ませんが、個人的に力を入れて勉強してます。思いを少しずつ書き連ねていきたいと思います。 まず、いつ見ても「こりゃいかんだろ」と思うのが、派遣期間の制限がないいわゆる「専門26業務」についてです。例えば、登録型派遣や日雇派遣のようなものが可能である分野です。 まあ、これが当に「専門性が高く、非常に短期的にその能力が要求されることがある」というものばかりであれば、それはそれで派遣期間の制限を外すことが適当です。では、どんな分野が入っているかというと次のような業務無です。 ソフトウェア開発、機械設計、放送機器等操作、放送番組等演出、事務用機器操作、通訳・翻訳・速記、秘書

    緒方林太郎『労働者派遣法における専門26業務』
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    biconcave 2010/04/26
    これひど>更に、この26業種を見ていると「マスコミ利権」が多い/「放送機器等操作」、「放送番組等演出」、「アナウンサー」、「放送番組等における大道具・小道具」
  • 緒方林太郎『「仕分け」に関与して思ったこと』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 仕分け調査においては、公益法人を150程度割り振られた班の世話人をやっておりました。徹底して裏方さんに徹したので、一切表には出てきませんでした。ただ、私は元官僚なので、色々な公益法人のウェブサイトを見ると大体「どの程度筋が悪いか」というのは分かります。なので、同僚議員各位にはそういう視点からの示唆を行っていました。 具体的にどういう法人を見ていったのかを書きたいのですが、あまりやりすぎると当該法人に迷惑を掛けるので書きません。非常に感じたのは、最近は露骨に補助金や交付金で怪しいことをやっている法人は減ってきている代わりに、規制や権限を付与することでカネ稼ぎをしている法人は全然減っていないということです。 経済学用語で言うと、規制のレント

    緒方林太郎『「仕分け」に関与して思ったこと』
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    biconcave 2010/04/15
    なるへそ>最近は露骨に補助金や交付金で怪しいことをやっている法人は減ってきている代わりに、規制や権限を付与することでカネ稼ぎをしている法人は全然減っていない
  • 緒方林太郎『いわゆる「横串」』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 事業仕分け第2弾の調査員として、少し関与しています。あれこれと公益法人を見ています。当に多くのことを思うのですが、徒然なるままに書いていきたいと思います。 まず、枝野大臣がよく言っておられる「横串」について。「横串」というのは、省庁間を超えて共通点のあるテーマで洗い出してみると、個別事業を見ているだけでは見えてこないものがあるということなのですが、私も多くの団体を見てみて「ああ、これは横串だよな」と思ったものがありました。キーワードでご説明したいと思います。 ● 交流 まあ、日人は「交流」という言葉が好きですね。あちこちで、外国との交流事業がどんどん出てきます。派遣もあれば、招聘もあります。こんなに「交流、交流」と拘る国は他にはあり

    緒方林太郎『いわゆる「横串」』
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    biconcave 2010/04/08
  • 緒方林太郎『エコカー減税』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 エコカー減税でアメ車が少ないという反発が米議会内にあって、クリントン国務長官から岡田外相に申し入れがあったこと等を踏まえ、輸入車についても拡大していこうという話がありました。それで、対象車を見ていると「ハマー」が含まれているということで、「さすがにそれはないんでないの?」と感じたので行政から聴取しました。なかなか面白かったので、個人的な思いを述べつつご紹介します。 まずもって、元々エコカー減税は輸入車も対象にしているのです。別にアメ車を差別しているという事実はありません。ただですね、輸入車については、通常「型式指定制度」というのがあって、国土交通省による審査が行われます。そこで、エコカー減税指定の基準となる燃費等も計るわけです。ただし、

    緒方林太郎『エコカー減税』
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    biconcave 2010/03/28
    なーるほどね
  • 緒方林太郎『連帯保証人(続き)』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 かつても何度か「連帯保証人」について書いたことがあります。そうしたら、昨年、亀井大臣が「連帯保証人制度の廃止」みたいなものを打ち上げていたので、「おやっ」と思ったことがあったのです。 そもそもの問題意識は「自殺」からスタートしています。日の自殺で多いのは、健康問題と経済問題です。経済問題の原因としては、やはりこの連帯保証人というのがあるような気がするのですね。「死んでカネを返す」という発想そのものが起きなくなるような制度設計というのはあり得ないのだろうか、そんなことを常々思っているわけです。 株式会社というのは有限責任ですね。しかし、代表取締役の人連帯が入ってくれば、それは無限責任でして、そうであれば会社携帯を合名会社にでもすればい

    緒方林太郎『連帯保証人(続き)』
  • 緒方林太郎『連帯保証人(政府系金融機関の例)』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 いつか、国会で聞いて、制度に一石を投じたいと思っている「連帯保証人」について、政府系金融機関の融資についてはどうなっているのか、ということを調べてみました。関連機関のQ&Aからの書きぬきです。 ● 日政策金融公庫(中小企業事業) 保証人は原則として必要です。法人の場合は、社長など経営責任者のかたにお願いしています。個人経営の場合は、経営に協力されているかた、例えばご家族のかたなどをお願いしています。ただし、一定の要件を満たす場合には、経営責任者のかたの個人保証を免除又は猶予する制度もあります(ココ )。 ● 日政策金融公庫(国民生活事業:中小企業、生活衛生関係営業ともに同じ記述) 第三者の保証人、担保(不動産、有価証券等)などをご提

    緒方林太郎『連帯保証人(政府系金融機関の例)』
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    biconcave 2010/03/23
    すぐやって欲しい話だけれど、あの金融庁ですらなかなか手をつけられないということは、困難が多いんだろうなあ
  • 緒方林太郎『民営化』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 JRNTT、郵政関係、JT・・・、これらの企業の名前を聞いて、「ああ、かつては公社だったけど、色々なかたちで民営化した会社だな」と思われると思います。 しかし、そうでない分野があります。それは「WTO政府調達協定」における扱いです。これらの会社はすべて「政府」調達協定(Government Procurement)の対象になっています。何故かというと、これらの会社はアメリカやEUから「まだ、政府のくびきから抜け出ていない」というふうにケチを付けられまくっていて、結果として「政府」調達協定の対象になっています。この協定の対象であるということは、非常に厳格かつ時間のかかる手続きを要求されます。基的には一般競争入札になります。私はこれが若

    緒方林太郎『民営化』
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    biconcave 2010/03/15
    >これらの会社はアメリカやEUから「まだ、政府のくびきから抜け出ていない」というふうにケチを付けられまくっていて、結果として「政府」調達協定の対象になっています。
  • 緒方林太郎『韓国を逃すな!』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 韓国の伸張が著しいと言われています。10年前くらいは外貨危機でIMFが入って、相当に屈辱的な結果になったことを思うと、隔世の感があります。韓国で「I'M Fired(私は解雇された)」とIMFをもじった方がプラカードを立てて、デモをやっていたのを思い出します。 ところで、韓国は結構多くの国際的なフォーラムで「途上国扱い」になっていますね。私は、日の国際戦略の一つとして「韓国を先進国扱いに持ち上げる」ということをやっていいと思います。 例えば、WTOですが、農業交渉で韓国は途上国扱いです。グルーピングでも途上国側に逃げようとします。コメの市場開放について言えば、韓国は完全に途上国のスキームに入っています。これは、1993年当時当時の金泳

    緒方林太郎『韓国を逃すな!』
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    biconcave 2010/03/09
    同意だけど台湾はどうするのかとかいろいろ問題がw
  • 緒方林太郎『奥歯で砂利を噛むような感覚』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 「国際的な子の奪取の民事面に関する条約」という条約が、今、日で結構大きな問題になりつつあります。「子の奪取に関するハーグ条約」とか言われるものです。これは何かというと、子に対する監護権(親権)が侵害されるようなかたちで、国境を越えた移動が行われた際、その解決は移動前の住所地で行われるべきというものです。難しいのでかみ砕くと、例えば、離婚した後、一方の親が勝手に子どもを自分の国に連れ去ってしまったりして、国際問題になった場合の解決を図るということです。 今、日はこの条約を締結していません。そして、締結しろという圧力がハイレベルで掛かっています。総理、首脳レベルで欧米の国から話が来ています。私も先日、フランス人と話していたら、かなり突っ

    緒方林太郎『奥歯で砂利を噛むような感覚』
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    biconcave 2010/03/03
    「日本にそんなことを言う前に、チャドでフランスのNGO『ゾエの箱船 』が100名以上の子どもを養子として連れ去ろうとしたケースとか、ハイチで地震後、アメリカのNGOが子どもを同じく養子として連れ去ろうとしたとか
  • 緒方林太郎『うーーん・・・』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 5日、予算委員会が開かれました。私は質問者の後ろに座っています。テレビからは死角になるようで、「名札だけが見える」と地元では言われています。 質疑の内容については、各議員の質問権に属するものなので、あまりチマチマとここで論評することはしません。ただ、一つだけ「あれっ?」と思ったことがありました。もしかしたら、私の大きな勘違いなのかもしれないという不安はあります。もし、私の疑問がピント外れだったらご指摘ください。 それは石破議員の質問で「普天間の代替地の問題が解決する際には、海兵隊のグアム移転協定の改定が必要になる。それについても5月までに合意するということか?」という内容でした。しきりに「5月までにグアム移転協定の改定にも合意するのか?

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    biconcave 2010/02/07
    ゲル突っ込み返されるの巻
  • 緒方林太郎『どちらを取るべきか』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 今日はいつもコメントが少ない「WTO農業交渉」です。テクニカル過ぎて、ともかく、私もちんぷんかんぷんです。現在の議長テキストを読んでみましたが、もうさっぱり意味不明です。困ったものです。 その中で、いつも問題意識をもっていることは「コメ」の扱いです。前のウルグアイ・ラウンドではコメの輸入自由化に踏み切り、その後、あれこれとありましたが、今は毎年精米ベースで76.7万トンを全量輸入することになっています(ちなみに「精米ベース」で数えるのは日だけです。普通は精米されてない状態で輸入するはずですから、多分輸入時の重量は90万トン弱くらいじゃないかと思います。これは数字を小さく見せるための小技になります。)。そして、この76.7万トンを超える

    緒方林太郎『どちらを取るべきか』
  • 緒方林太郎『縄張り争い』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 米軍の基地移転の話で、ちょっと余談的な話を一つ。 そもそも、この案件はどの役所が主管なのか、ということなのです。防衛省、外務省、内閣府・・・、それぞれがそれぞれの立場から関与していると言えばそうなのですが、日は非常に特異な経緯があるように思えます。アメリカでも国防総省と国務省が噛みますが、まあ、どちらかといえば国防総省の方が前面に出てきます。 1996年に普天間基地の移転が最初に提起され、それとガイドライン法案等と一体として進めていったのは、当時の田中均北米局審議官でした。ストラテジストとして、官邸の橋総理と通じつつ、非常に上手く秘密交渉を進めていったのだろうと思います。その時、主導権を握ることができずに不愉快な思いをしたのが、当時

    緒方林太郎『縄張り争い』
  • 緒方林太郎『タコ部屋・タテ割り』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 あまり根拠のない話かもしれませんが、コペンハーゲンで行われた気候変動枠組条約のCOP15における日のパフォーマンスについて気になったことがありました。それは「省庁間のタテ割りは悪弊になっていないだろうか。」ということです。 主として関係するお役所は、環境省、経済産業省、外務省です。私が想像するに、それぞれの省庁が個々にチームを作って、出張して、別々のタコ部屋を設けて動いていたのではないかと思います。なかなか国内からは見えてきませんが、こういうところでのタテ割りというのは見苦しいものがあります。 まずもって、良くないのが各役所が勝手に動く結果、日側からともすれば整合的でないメッセージが出てしまうことがままあるということです。環境省は「

    緒方林太郎『タコ部屋・タテ割り』
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    biconcave 2010/01/27
    なるほどなあ、省庁縦割りを廃するにはいっそ1省庁1建物というのもなくして全部合同庁舎でシャッフルするのが一番かもしれない(訪問する人は大変だけどw)
  • 緒方林太郎『外国人参政権(補論)』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 外国人に対する地方参政権の付与についてですが、憲法上の論点については以前書きました。この議論を一歩一歩進めていくためには、それなりにデータを揃えていく必要があると思っています。そこで私が注目するのは、(1)外国における永住日人の地方参政権、(2)日に永住している外国人の国における国政参政権の2点です。その中でも、特に大韓民国との関係で見ていきたいと思います。今日のエントリーは基的には国立国会図書館から頂いた資料からの引用が多くオリジナリティに欠けますが、こういうモノも必要だと感じますので、あえて書き残しておきます。 各位の参考に資するような中立的な内容に努めているつもりですので、罵倒系のコメントはご容赦ください。 ● 外国におけ

    緒方林太郎『外国人参政権(補論)』
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    biconcave 2010/01/20
    おお、さすが代議士様だ、資料が進化してる>出典は国立国会図書館作成資料です。
  • 緒方林太郎『Rank-Consciousness』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 「ランク・コンシャス」という言葉があります。あまり人口に膾炙する言葉ではありません。意味は「肩書きに対する意識が高い」くらいのところでしょう。例えば「ランクの低い人には会わない」というようなことを指します。外交の世界では非常に重視されます。 あまり、行きすぎると非常に硬直化してしまうので、常に推奨できるわけではありません。ただ、ある程度はあっていいでしょうし、あまりズルズルでランク・コンシャスでないのは問題があります。最近、それをよく感じます。 時折、アメリカの次官補クラスが外相に会ったりしています。私はこれはダメだと思います。次官補と言うと、日のお役所では「局長」です。逆を考えてみましょう。日の局長クラスがクリントン国務長官にアポ

    緒方林太郎『Rank-Consciousness』
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    biconcave 2010/01/05
    だな>時折、アメリカの次官補クラスが外相に会ったりしています。私はこれはダメだと思います。次官補と言うと、日本のお役所では「局長」です。
  • 緒方林太郎『国事行為』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 最近、天皇陛下による国事行為について、議論が盛り上がりました。憲法上、「国事行為」がどうなっているかを検証してみたいと思います。 【憲法】 第3条 天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負ふ。 第4条 天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない。(以下略) 第7条 天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。(以下略) 実はこの憲法を忠実に読めば、どうも第4条の「天皇は、この憲法に定める国事に関する行為のみを行ひ、」というのが引っ掛かります。これだと、第6条にある内閣総理大臣及び最高裁長官の任命、並びに第7条に列挙されている国事

    緒方林太郎『国事行為』
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    biconcave 2010/01/01
    「憲法上、そういうご公務のことが想定されていない。それは単純に憲法上の欠缺の部類の話。なので、種々の解釈論で補おうとしている。」
  • 緒方林太郎『選挙、選挙、選挙』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 我が民主党では一年目の議員に「地元活動に力を入れて、選挙に負けないよう頑張るように。」というお達しが出ています。それをとらまえて、マスコミの方や野党の方から「新人統制」とか、「チルドレン」とか揶揄するような論評がなされることがあります。4ヶ月勤めてみた新米国会議員としての思いを書き連ねます。 やはり、強く感じたのは「選挙に勝ってきてナンボの世界」だということです。どう表現していいのか分かりませんが、ともかく国会というのはそういう場所なのです。そういう意味で、「選挙に負けないようになってくれば、幾らでも君たちの活躍の世界は広がっている。」という指示というのは、私からすれば「当たり前だろ、そんなこと。」としか言いようがありません。別に息苦し

    緒方林太郎『選挙、選挙、選挙』
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    biconcave 2010/01/01
    選挙に勝つだけでも価値がある、という感覚は国会議員には自然に共有されていくものなんだろうね
  • 緒方林太郎『信用しない人』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 今日は、どちらかと言えば外務省内部の話なので、一般の方の生活には全く関係のない話です。申し訳ありません。 来年度予算で、在外公館職員の俸給が削減されることになりそうです。まあ、ある程度は仕方ないだろうなという気がします。正直に言いますが、私はセネガル大使館で二等書記官をやっていた間にそこそこお金が貯まりました。その頃の貯めが、役所を辞めてから4年間の期間の自分を支える原資の一部だったわけですが。 そういう利益を受けた身なので、来偉そうなことを言う立場にはありません。ただ、「在外公館に行けばカネが貯まる」という感覚は変えていく必要があると思っています。これだけ国際化が進んだ世の中では、外国勤務を特別視する理由は段々見つけにくくなっていま

    緒方林太郎『信用しない人』
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    biconcave 2009/12/27
    某駐米大使のような人ですね、分かります
  • 緒方林太郎『政党支部』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 政党支部、どれくらいあると思いますか。例えば、我が党で言いますと、私の選挙区にはまず福岡9区総支部がありまして、ここの代表は私です。そして、行政区毎に八幡西支部、八幡東支部、戸畑支部があります。政党助成法上も、政治資金規正法上も、これらすべてが「支部」に当たっています。 政党助成法上、政党助成金の交付対象となり得る政党支部の数を調べてみました。平成21年1月1日現在、自民党7706、民主党566、公明党439、社民党272となっています。他方、政治資金規正法上、企業・団体献金を受けることができる政党支部についても調べてみました。対外的に発表されている数字は、政党別にはなくて、平成19年分で総数で8980でした。なお、共産党については政党

    緒方林太郎『政党支部』
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    biconcave 2009/12/18
    自民党の党支部は下野しても減ることはないのかなあ