細江茂光氏 岐阜市長選は7日投開票され、現職の細江茂光氏(61)が、いずれも無所属新顔で、元中学校教諭の大西隆博氏(44)、経営指導会社長の浅野真氏(41)、元パート店員岩田良子氏(52)を破って4選(出直し選挙があるため3期目)を果たした。投票率は39.54%(前回無投票、前々回30.28%)だった。 市議会の民主、自民両会派の支援がそれぞれ分裂し、細江氏は今回、政党推薦を得られなかった。市職員労働組合が、浅野氏を推薦するなど厳しい選挙戦だったが、行財政改革など2期8年の実績をアピール。JAなどの組織力を生かした。 2006年に再選した細江氏は、学校法人立命館(本部・京都市)を誘致しようとした際に、市議会の賛否が真っ二つに割れた。このため、細江氏が「民意を問う」と辞職。昨年1月の出直し選挙で無投票で3選したが、公選法の規定で任期は2期目残りの今年2月までだった。 浅野氏は、岐阜市