プロ野球セ・リーグは18日、中日の2年連続9度目の優勝が決まった。横浜スタジアムで横浜に延長10回3-3で引き分け、球団史上初のリーグ連覇を達成したのだが、歓喜の原動力には指揮官やナインを怒らせた“ガッツポーズ騒動”があったというのだ。複数の朝刊スポーツ紙への手記で「選手に火をつけた分岐点があるとすれば、9月中旬に変な行動を起こした球団の人間がいたと噂になった。負けてガッツポーズされたらオレたち勝っちゃいけないのかよってなる」と落合監督自身が明かしているのだ。 話を総合すると、発端は9月18日の対巨人戦。0-4と敗れた試合後、なんと中日球団幹部が敗戦にガッツポーズをしていたという。この目撃談は落合監督の耳にも入り、球団への不信感を強める事態となった。22日には今季限りで契約更新をしないことを中日側が発表。監督はこの件についても一部朝刊紙の手記のなかで、「当日、あさ一番の新幹線で出向き9時に