「女性の活躍推進」を掲げる安倍晋三首相は、一昨年の第2次政権発足時に「まず隗より始めよ」とばかりに女性議員を閣僚や自民党三役に積極起用した。9月上旬に予定される内閣改造・党役員人事においても、女性の活用がその後の政権運営の大きなカギになりそうだ。注目されているのは小渕優子元少子化担当相の処遇だ。来春の統一地方選や次期衆院選に向け「党の顔」にと期待する向きもあり、首相はどういう人事を敷くのか。(村上智博、豊田真由美) 遡(さかのぼ)ること約1カ月前の6月17日夜、都内のホテルでとある女性議員の政治資金パーティーが盛大に執り行われた。 「家に帰ったら子供たちの成長をしっかり見守っている。時間があれば保護者会にも行く。現場で日本の教育について経験を積ませていただいています」 パーティーの主は衆院当選5回を重ねる小渕氏、40歳。2人の息子も登壇し、声をそろえて「ママがいつもお世話になっています」。
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