大阪府の吉村洋文知事は6日の府議会本会議で、府の広報紙で北朝鮮による拉致問題を「1面で大きく扱う」と述べ、府民への啓発に注力するとした。西田薫府議(大阪維新の会)の質問に答えた。 広報紙は府が原則毎月1日に発行する「府政だより」。新聞折り込みによる配布のほか、府内の自治体やコンビニなど約1400カ所に設置され、府のホームページでも閲覧できる。 本会議で質問する西田薫府議西田氏は、過去に府政だよりで「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」が紹介されたものの「非常に扱いが小さい」と指摘。大阪市長在任時に啓発チラシを作成し、新聞にも折り込んだ吉村氏の実績を挙げつつ「広く府民に被害者ご家族の思いを届けることができれば、より大きな世論を形成できる」と訴えた。 これに対し、吉村氏は「北朝鮮による拉致問題はわが国の主権を侵害する行為で、拉致被害者とご家族の人権を踏みにじる犯罪だ」と同調。世論を喚起し、非道な拉致を
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