鳩山邦夫総務相(福岡6区)が今月十九日に東京都港区のホテルで、内閣の自粛規範に抵触する可能性のある政治資金集めパーティーの開催を予定していることがわかりました。政治資金を所管する大臣としての“規範意識”が問われます。 パーティーの会場は、東京プリンスホテルの「鳳凰の間」。一千人収容が可能で、「会費一人二万円」(鳩山事務所)といいます。 衆院解散・総選挙が先延ばしされたもとで、自民党国会議員は年末にかけ連日のように大規模な政治資金集めパーティーを開いています。 しかし、現職閣僚らの政治資金集めパーティーについては、二〇〇一年一月に閣議決定された「国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範」で「国民の疑惑を招きかねないような大規模なものの開催は自粛する」と規定。鳩山総務相の今回のパーティーも大臣規範の適用対象になる可能性があります。 最近では、太田誠一前農水相が大臣規範に反して政治資金集めパーティーを