この間の国際情勢の激変と、国内での集団的自衛権をめぐる議論を見ていて、二重の歯がゆさを覚えざるをえないでいる。 相も変わらず集団的自衛権反対の大合唱を垂れ流す日本の左傾メディアの能天気ぶりに対しては、歯がゆいというよりもはやあきれるほかはない。ここにもう1つのもどかしさが加わる。集団的自衛権の議論は本来、憲法改正論と分かたず行われるべきなのに、改憲論は後退してしまっている。これでは行使容認も、アメリカへの従属論で終わってしまいかねない。左傾メディアは桃源郷の仙人もどき ウクライナ、そしてガザと、惨事が途切れることなく伝えられてくる。ミサイルを繰り返し発射する北朝鮮、あからさまに海洋覇権を目指す中国の脅威は言わずもがなだ。 世界秩序が大きく組み替えられようとしているこの時代に、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」し戦力の保持を認めないわが憲法を置くと、その異様さはいやでも浮き立ってくる。
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