第二次世界大戦の終結から70年となる今年、ヨーロッパのユダヤ人約600万人が虐殺されたとされる史上最悪の惨劇「ホロコースト」の加害者と被害者にあたるドイツとイスラエルは、国交樹立から50年を迎えた。「奇跡的」とも称される両国の戦後和解は、どのように成し遂げられたのか。現地の関係者への取材を通じてその真相と現状を探った。 うねる空間 「ユダヤ人記念碑」雲一つない青空から、太陽がじりじりと照りつける。欧州全体が記録的な猛暑に見舞われた7月上旬、日本からの記者団の一員としてドイツの首都、ベルリンを訪れた。町のシンボルとして知られる高さ約26メートル、幅約65メートルのブランデンブルク門は、間近で見ると迫力がある。門下の広場は、記念撮影をする観光客や大道芸人らでにぎわっていた。 門の南側で、異様な光景に目を奪われた。規則的に並ぶ、四角い石。その数は百、いや、千以上だろうか。観光地には不釣り合いな静
そういう人の中でクラシックファンってどれぐらいいるんだろう。疑問に思う。 日本のオーケストラのレベル、そしてその中でセンチュリーがどれぐらいのレベルにあるか、大阪にオーケストラがいくつあるかを知ってもそういうこと言うんだろうか。 日本のオーケストラのレベル正直、オーケストラの日本と欧州のレベルの差は、サッカーよりもひどいかもしれない。サッカーよりもっと悪いことに、日本には欧州の名門オケが毎月のようにやってくる。そして、日本人の優れた演奏家は欧州に全て行ってしまい、日本のオケになんてなかなか入らない。 結果として、よっぽどの物好きでない限り、地元のオケを聴きになんていかないもんだ。まして、日本のクラシックファンは東京が中心で、関西ではクラシックの需要は東京に比べて余り多くないのだ。 それなのに、大阪にはオーケストラが多すぎる。大阪フィル、関西フィル、大阪シンフォニカー、センチュリー、これで全
宗教や文化の自由を求め、みずからの命をなげうって中国政府に抗議するチベット族の姿を描いたドキュメンタリー映画が18日から東京で公開され、監督の池谷薫さんが「チベット族の姿を通じて、暴力とどう向き合うかを考えるきっかけにしてほしい」とあいさつしました。 上映のあと監督の池谷薫さんが舞台あいさつを行い、「チベット族の根底には『非暴力』という考え方がある。彼らの思いを深く理解することで、私たちも身近にある暴力にどう向き合うか、考えるきっかけにしてほしい」と話しました。 また、映画に出演した現地でチベット族の支援活動を続ける日本人、中原一博さんは、「自由を求めるデモが弾圧されるなか、焼身抗議はチベット人にできる最後の抗議手段だ。追い込まれているチベット人の現状を知ってほしい」と話しました。 映画「ルンタ」は東京・渋谷の「シアターイメージフォーラム」で公開されています。
東芝が不適切会計問題で揺れに揺れています。第三者委員会が20日に報告書をまとめ、公表しますが、監査法人に提出する財務書類の操作が行われるなど、言葉を失うような事実が次から次へと発覚しています。 この問題を突き詰めれば、歴代トップの対立、トップ自らが実績づくりのために利益拡大圧力を増大させたことに行き着きます。経営陣の無理な要求に対し、拒否できないイエスマンが社内に多かったことも一因ですが、要はトップの責任です。 「企業は社会の公器である」。経営の神様と呼ばれた松下幸之助氏は、かつてこう発言しています。企業の役割とは何なのか。そんなことを少しでも考える人がトップにいれば、名門企業もここまで墜ちることはなかったのではないでしょうか。この問題については今後も徹底的に追及していきたいと思っています。(編集長 島田耕)
以前の記事でふれたような「徴兵制はあり得ない論」は大体下のような三段論法になっている。 徴兵制で集められた兵士で編成された軍隊は、現代戦では戦えない。 日本の政府が、自衛隊をあるいは将来の新日本軍を、そのような時代遅れのものにすることはない。 従って日本で今後、徴兵制が行われることはない。 そもそも1の大前提は正しいのだろうか。1の「徴兵された兵士で編成された軍隊は、ハイテク兵器を使えず、現代戦を戦えない」という主張を裏返すと、徴兵された兵士で編成された軍隊は、旧式の兵器を装備する劣弱な軍隊ということになるが、これにはイスラエル国防軍という大きな反証がある。 イスラエルは男性だけでなく、女性も徴兵の対象にしているが、その軍は、頭数さえそろえばという人海戦術志向の軍隊ではない。欧米の軍隊に匹敵する高性能の兵器を装備した、練度の高い軍隊だ。彼らが、自慢のハイテク兵器を使いこなせていないという話
ギリシャのチプラス首相が、トラブルメーカーとして欧州各国を翻弄している。緊縮財政に反対する国民の支持を力の源泉とした「大衆迎合」ぶりはもはや常人の域を超えているといえる。ここで思い出されるのは、ギリシャからはるかかなたの日本にも「宇宙人」と呼ばれた首相がいたことだ。そう、チプラス首相と鳩山由紀夫元首相は驚くほど重なってみえる。 「皆さん、この笑顔にだまされてはいけません!」 英BBC放送は7月13日のニュース番組で、談笑するチプラス首相の映像に合わせ、こんなナレーションを流した。欧州各国のメディアは、借金を平気で踏み倒そうとするチプラス氏を詐欺師扱いしているのだ。外交交渉の最中に突然国民投票を行い、「反緊縮」の世論を背景に再び欧州連合(EU)を翻弄するギリシャの態度は、そう映るのかもしれない。 チプラス氏は欧州中央銀行(ECB)などに突然緊縮を受け入れる姿勢をみせたかと思えば、国民には反対
日本最大の動画共有サイト「ニコニコ動画」は7-8月、歴史問題などを扱うドキュメンタリーを中心とした世界中の映像作品を配信する「ニコニコドキュメンタリー」を行う。中国の陸川(ルー・チューアン)監督が旗を振った「南京!南京!」やドキュメンタリー「靖国 YASUKUNI」、「1937 南京記憶」などの作品も次々と配信される。そのうち、「靖国 YASUKUNI」は日本で数多くの妨害を受けて、ようやく延期して公開された。ほかの2作品はこれまで日本の映画館やテレビで公開されていない。人民網が報じた。 「ニコニコ動画」を共同運営するドワンゴとニワンゴは15日、記者会見を開催し、7月末から、歴史問題を扱ったドキュメンタリーや映画、映像作品を配信することを発表した。第1弾として、 7月30日には、国際的な第三者の視点から日韓の従軍慰安婦、領土問題などを描いたオリジナルドキュメンタリー作品「タイズ・ザット・バ
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ・「米軍基地本土引取り運動」が出て来た根源と高橋哲哉のスタンス まず最初にはっきりさせておかねばならないのは、この「引き取り運動」が出て来た最大の理由についてだ。これは誰が見ても分かりきった事なのだが、一言で言って「妥協」だろう。前回にも書いたが、辺野古での激しい暴力的弾圧や一向に好転しない閉塞的な状況、それに安保条約への高い支持率といった悪条件が長年にわたって続いた結果、一部の人々の間に広がった絶望感がこうした要求の後退を招いた事は疑いの余地がない。基地の「完全撤去」は無理だが、要求を低めた「本土引取り」ならもう少し実現可能性が高いだろう、という方向に妥協した訳である。人間である以上、そうした弱気・弱音に陥る事は誰にでもある。それは当の「沖縄差別を解消するために沖縄の米軍基地を
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 そうでない確信犯というのも中には存在する。何の事かというと、沖縄の米軍基地を「本土」に引き取ろう、という一部の動きについてだ。こうした署名を始めたり賛同している大半の人達は辺野古の弾圧など沖縄米軍基地問題の酷い惨状に心を痛めている良心的な層であると思う(筆者の主観的な印象だが)。だからこそ、現状の閉塞感から来る絶望的心理に迷って、ついついおかしな言動をしてしまう事もある。市民運動・社会運動の現場ではよくある事だ。故に今一度熟慮してみる事が必要だろう。それでおかしな点に気付いたら引き返せば良い。「沖縄の基地を「本土」が引き取りゃいい」など何重にもおかしな話である事はすぐに気付くはずだ。そんなのは安倍自民党政権やアメリカの立場にしてみれば「だから何? 俺達には痛くも痒くもねえよ。むし
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岩手県内のJR駅で、中学2年生・村松亮君(13)がいじめを苦に、列車に飛び込み自殺した。「自分の身は自分で守れ」との意見も聴くが、それができれば村松君は命を絶たなかった。毅然とした対処を貫き学校や教師が解決した例は多い一方、イジメ集団は学校・教師が日和見・無能だと分かるといじめを激化させる。村松君は孤立無援に近く、同級生の救いの手の少なさが悲しい。イジメ集団は怖いだろうが、みんなで結束してイジメ集団の暴力に「やめろ」を言い続け、暴力を沈黙させた実例を小欄は身近に知る。 ケンカを奨励はせぬ。むしろケンカを回避する手段として、同級生の結束が不可欠。いじめは度々国会で問題になるが、現実から目をそらす観念論が先行する点で、進行中の集団的自衛権に関する審議にそっくりだ。国連の無力や民主国家の限界を熟知し、自らの暴力に自信を深める無法国家は軍事侵攻を辞さない。かかる危機に直面する被侵略国の対抗力が万全
海に対する知識と関心が今ほど強く国民に求められたこともなかったのではないか。20回目となる「海の日」のきょう、わが国を取り巻く海に改めて目を凝らしたい。 海の日は、今では7月第3月曜となっているものの、平成8年から施行された当初は7月20日と定まっていた。 もともとこの日は昭和16年に制定された「海の記念日」を受け継いだもので、明治9年の東北・北海道巡幸の折、明治天皇が灯台巡視船「明治丸」に乗り、横浜港に帰着した日付にちなんでいる。 祝日の由来を知るなかで、国民を慰め励ました若き明治天皇の仁心に触れるとともに、海の記念日がこの時節に設けられた意義に思いを致すことも大切だ。 当時の逓信大臣、村田省蔵は「夏でなくては海に出る人間がすくない」「学生諸君に海の思想を大いに吹き込みたい。それには学生の休みの時がよい」(東京商船大学=現・東京海洋大学発行「明治丸史」から)と考えた。海の恵みに浴してきた
アインシュタインのような優れた科学者や発明家は、広く尊敬を集め、国家に重んじられる。戦時下となれば、なおさらである。兵器づくりの技術や工学の専門知識があれば、兵役免除の特典もあった。 ▼動物行動学者の竹内久美子さんによれば、戦争は、理科系男に有利に働く。ところが、平和時になると、口のうまい文科系男の出番となる。「彼らは、やすやすと女を騙(だま)し、いたるところで成功を収めるはずだ」(『浮気人類進化論』)。 ▼「竹内理論」によれば、平和な日本で、文科系男が繁栄を謳歌(おうか)しているはずだった。実際は、さにあらず、である。文部科学省は先月、全国の国立大学に向けて、文系学部・大学院の再編を求める通知を出した。 ▼特に教員養成系や人文社会科学系については、組織の廃止や転換に取り組むよう明記してある。政財界からの要望も背景にあるらしい。アカデミズムの追求は、一部のトップ校に任せ、大半の大学では実学
台北剥皮寮旧市街で、「真心を抱いて-台湾人元慰安婦による『いのちの物語』特別展」がこのほど開幕した。同展は、「世界人権デー」の今月10日まで開かれている。台湾人元慰安婦の苦難に満ちた人生経歴が、写真や文章、ビデオによって紹介された。 同展は、台湾婦女救援基金会の主催による。運営長を務める康淑華氏は、次の通り語った。 第二次世界大戦中、日本政府は、日本人兵士に「性的サービス」を提供させる目的で、中国大陸部、台湾、韓国、フィリピンなど多くの国・地域から、誘拐あるいは強制という手段によって数十万の女性を戦地に送り込んだ。このうち被害に遭った台湾人女性は2千人を上回った。台湾当局は1992年、慰安婦問題に対処するための特別機関を立ち上げ、台湾人元慰安婦に生活支援手当を支給すると同時に、外国政府を相手取った損害賠償請求を支援した。今までに、日本政府に訴えを起こした計9人の元慰安婦を支援したが、残念な
以来、旭日旗と似たデザインのものまですべて攻撃の対象になってきました。ネットのニュースによれば、ソチ五輪の時には、なんと旭日旗に似たマケドニアの国旗にまで文句をつけた人がいるそうです。ただ、それほどまで頭に血が上っているのに、一つだけ攻撃されていない旗があるのです。そうです。旭日旗とそっくりの朝日新聞社旗です。仲間意識が強いからでしょうか? 自分たちの味方だと思っているからでしょうか? それともまだ知らないのでしょうか? マッチポンプという言葉があります。自ら火をつけて煽っておきながら、自らその問題を鎮静化させて、自ら利益を得ることをいいます。考えてみれば、日韓関係がこれほど険悪になったのも、朝日新聞のマッチポンプ報道が大きな要因であることは疑う余地がありません。ありもしない「従軍慰安婦」をでっちあげて火をつけ、相手の怒りを増幅させた後、今度は日本の政治家に謝らせて得意になる。日本の政治家
マッチポンプという言葉があります。日韓関係が現在のように険悪になったのは、朝日新聞のマッチポンプ報道が原因の一つであると言われています。その下品な手法をちょっと参考にしてみました。(iRONNA) 世界文化遺産の登録をめぐり、またしても日本に身勝手な主張を繰り返してきた韓国ですが、「なでしこジャパン」活躍の裏でもこんなことがあったようです。 <韓国のニュースサイト「スポータルコリア」は、6月8日にバンクーバーで開催されたサッカー女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会の日本-スイス戦で、日本のサポーターが「旭日旗」を振って応援していたとし、韓国内で物議を醸していると報じた。韓国では「旭日旗」を日本の軍国主義の象徴と捉え、これまでもサッカーの日韓戦で観客席に掲げられたとして論議となってきた> もう本当に疲れますね。そもそも旭日旗は日本の海軍旗ですが、現在も海上自衛隊が使用しており国際的にも認めら
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