苫小牧では、日本初となるCCSの大規模実証試験(CO2の分離・回収、圧入、貯留、モニタリング)が国家プロジェクトとして実施されています。 2012年度から2015年度は、実証試験設備の設計・建設・試運転等が行われ、2016年度から地中へのCO2圧入が開始されました。2019年11月22日には、目標である累計30万トンのCO2圧入が達成され、現在は圧入を停止しモニタリングが行われています。 「CCS」「CCU/カーボンリサイクル」とは 人類は、豊かな生活を築くために、長年にわたって地中深くに埋まっていた石油、石炭等の化石燃料を取り出して消費してきました。化石燃料を使用すると CO2が発生し、その結果大気中のCO2が増加し、これが地球温暖化の原因のひとつと言われています。 現在、CO2排出量をおさえる(低炭素化)ためのさまざまな取り組みが行われており、「CCS」「CCU/カーボンリサイクル」は
少子高齢化が進む中で、これからの成長産業と目されているのが医療分野だ。しかし、実際には多くの医療機関が赤字経営を強いられていることは多くの人が知っている。特に人口が少ない地方部の病院に多く、病院の倒産による地域医療の崩壊が至る所で現実の問題となり始めている。 このコラムでは過去に、大阪府の国立循環器病研究センター病院や山口県の宇部興産中央病院など大病院の経営改革について触れてきた。今回は病院よりも規模の小さい診療所の改革について見ていきたいと思う。紹介するのは北海道苫小牧市に本拠を置く「医療法人社団北星会」である。 ほとんどの利用者は普段、意識することはないが、医療機関は一般診療所と病院の2種類に分けられている。これらは法律で明確に定義されており、さらに設置の際の手続きも異なる。 一般診療所は医師が医業を行う場所であり、19人以下の患者を入院させるための施設をもつ有床一般診療所と入院施設を
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