NTTドコモは2012年6月4日、企業向け内線サービス「オフィスリンク」において、PBX機能をクラウド型で提供する新メニュー「仮想PBXタイプ」を追加すると発表した。従来は企業のPBXをドコモのネットワークに接続する提供形態だけだったが、今後はPBXの構築や運用保守もドコモに委託できるようになる。8月中旬の提供開始を予定する。 オフィスリンクは、オフィスの内外で内線番号による通話を実現したい企業向けのサービス。企業のPBXをドコモのネットワークに直収することで、ドコモ携帯電話間のほか、ドコモ携帯電話と固定電話間、固定電話間の通話を定額にできる。 新メニューではPBXの構築や運用保守が不要なだけでなく、携帯電話から会社の固定電話番号(0AB~J番号)や050番号で外線発信できる。なお、固定電話番号による発着信は企業内に設置したゲートウエイ経由となり、050番号による発着信はドコモのIP電話網